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12/達は自分達のアジトに帰ってきていた。
何者かのMAP兵器炸裂により仲間と散り散りになった後は彼らと合流しようとしていた。
だが、途中で発生した大災害。
これが12/がアジトへと帰還せざるを得なくなった原因であった。

「本当にここにいれば安全なのでしょうか?」
「大丈夫さ。ここは頑丈に作ってあるからね。
 窓やドアを全て封鎖してしまえば問題はない」

みゆきの疑問に12/は冷静に答える。
アジトは以前仲間であった7/と結託して作ったもの。
カオスロワの理不尽展開に耐え切れるようにしておいたのだ。
あらゆる知識や技術を流用して作ったそれはアジトの名のシェルターそのもの。

12/達はしばらくアジトに身を潜めることにした。
彼には目的があるが、今の状況で飛び出すほど馬鹿ではない。
今の状況で世紀末と化した外に出て行くのは自殺行為なのだ。
それにここにいる限り自分達の身に危険などないと……。

だがそれは問屋が、いやこの男が許さなかった。

「おいおい、まさかアジトの中にいりゃ安全とか思ってねえよな?」
「「「「!?」」」」

アジトの中で男の声が響く。
どう聞いても女の声ではなく、だからといって12/よりも低い声。
すなわち、自分達でない誰かが既にアジトの中にいたのだ。
男が1人、4人の前に姿を現した。

「あ、貴方は……」
「よう、お久じゃねぇか。
 お留守んなったアジトの中で待ってりゃそっちから来てくれるなんて、本当に俺は運がいい」

12/は口を開く。
その男を12/は知っている。
何故なら彼は自分を作った張本人。マーラ様の人なのだ。

「12/さん…その人は一体…」
「おお…そういやお前、ゆーちゃん連れてたよな?」

この男の出現と同時にみなみ、ゆたか、みゆきは12/の背後に隠れていた。
ゆたかは怯えるようにして12/に質問する。
怯えるゆたかを目にして男はニヤニヤと笑う。

「ゆーちゃんはさ、こいつのこと聞いてるんだろ?
 だったらよぉ…こいつを作った奴が誰なのか知りたくないか?興味ないか?」
「ねぇマーラ様の人。アンタに用があるのは僕なんだけど」
「おっと、悪ィ」

ゆたかに話しかけようとしてマーラ様の人は12/に止められる。

「てめーの要件は分かってるよ。俺に聞きたいことがあるんじゃねーの?」
「うん、僕が聞きたいことは……」

レプリカを製造してまで殺し合わせた理由。
それが12/が質問したことだった。
それに対してマーラ様の人は自らの目的を話した。
まさかこんなあっさりと話してくれると思わなかった。
だがその内容は驚きの内容だった。
彼の真の目的は12/の元である6/を殺すこと。
だが12/が交戦した6/もまた偽者であり本物がいること。
そしてレプリカ戦争は自分の作ったレプリカの性能テストのようなものだったこと。

「……というわけよ」

マーラ様の人が話し終わる。
12/は驚きのあまり絶句している。
みなみは呆然としており、みゆきは理解しようと必死なようだ。
静寂に包まれるアジト。
この沈黙を破ったのは意外にもこの中で一番小さい女の子だった。


「最低ですッッ!」
「な…?」

ゆたかは大声を上げる。
これには全員が驚いた。
あのゆたかが啖呵を切っているなんて。
なかなか見られない光景だ。
ゆたかは許せなかった。
12/をいいように操ろうとしていたこの男が。
その6/を殺す。そのために12/を含めその他11人をつくったこの男が。

「そんな狂った夢のために12/くんや他のレプリカ達は作られて死んでいったんですよ?
 貴方は人間を何だと…ゲホッゲホッ!」
「おいおいゆーちゃん。無理しちゃいけねえぜ。
 安静な場所に寝かせておいてやろうか?殺し合いばっかで疲れてるだろ」

ゆたかは途中で咳き込んで倒れる。
マーラ様の人は苦しむゆたかに近づいていくが、ゆたかはマーラ様の人に敵意を向ける。

「来ないでください。
 そういえば貴方は私になんか気があるみたいですけど……。
 私は貴方になんか想われてると思うだけで虫唾が走ります!」
「おい、ゆーty…」
「ていうかなんで私の名前を知っているんですか!
 軽々しくゆーちゃんって……気持ち悪い!この腐れオタク!!」
「~~~~~!」

マーラ様の人を罵倒するゆたか。
その光景には12/達はポカンと大口を開けていた。
ゆたかの罵倒を受けてマーラ様はガクリと膝をつく。
そして両手に地面をつけてorzの体勢になる。

マーラ様の人身体はプルプル震えている……。
これはマズイと12/は思った。
おそらくはこの後キレて自分達に襲い掛かってくるのが物語のセオリーだ。
しばらくするとマーラ様の人の震えが止まる。
そしてゆっくりと顔を上げる。
きっとその顔は激しい怒りで真っ赤に染まっているはず。
12/はいつでも対応できるよう筆を構えた。
だが、上げられたマーラ様の人の顔は怒りでもなんでもなかった。
瞳からは涙が流れていた。
その光景に面食らう。

「ゆーちゃんが俺を腐れオタクって……うぅ……」

まさかマーラ様の人は自分のよそうに反してメンタル面は脆いのだろうか。
だがそんな彼の考えはすぐに覆された。
次のnk氏の発言により。


「もっと言ってくれ」

満面の笑みでそう言った。
なんと、彼はM属性があったのだ。
ここにいる4人は一気に背筋が凍りついた。


☆☆☆


「――というわけなんだ。12/よ、俺はてめーに期待しているんだよ。
 これから俺の率いる6/のレプリカ軍団と一緒に6/さんを殺しに行ってこい。
 まさか断らないよな?6/を殺すことに一番固執していたお前がさ」
「だが断る――」

以前の僕ならイエスと言っただろう。
だけど僕は……

「よくね?別に。新たな目的が見つかったじゃねぇか」
「アンタの言いなりになることが嫌なんだよ…。
 僕はもう6/のレプリカなんかじゃない。僕は僕なんだから。
 アンタらだけでやってくれ」
「…そうか、仕方ないな」

マーラ様の人は眉間にしわを寄せる。
万年筆を握る僕の手はさらに握りを強くしていた。
今自分が言ったことはとどのつまり絶縁宣言。
きっと戦いは避けられない。
仕方ないなという発言もきっと力尽くでも俺の言うとおりにしてもらうということだろう。

「分かった。お前のことは諦めよう。
 量産型6/だけで実行してやる」

彼の回答にまたまた面食らう。
こんなあっさりと自分の要求を受け入れるなんて。
だが次に彼の口から出てきたことはやっぱり彼が彼であることを思い知らされるものだった。

「だがその代わりだ。ゆーちゃんを俺に渡してくれ。
 そうすりゃお前は晴れて自由の身だ!」
「なんだと……!」
「いいじゃねぇかよ。みなみをとるわけじゃねぇし。
 6/の趣向を受け継いでいるてめーならゆたかを差し出すくらいよくねぇ?」

それはダメだ。何故なら……

「ゆたかは僕に道を与えてくれた。
 彼女は渡せないよ。もちろんみなみもだけどね」
「あん?」
「逃げろ皆!他の部屋に逃げていてくれ!」
「でも12/くんは……」
「いいから!この男は僕が倒す」

僕は3人を逃がす。
と言ってもアジトの中しか逃げ場はないが……僕のアジトは広い。
見つけるにも難儀するはず。

「てめえ……ゆたかやみなみの前だからって格好つけてんじゃあねえぇぇぇぇぇ!!」

マーラ様の人は懐から武器を取り出す。
あれは…パニッシャーだ!
彼は僕に向かってロケットランチャーの弾頭を発射する。

「無限の胡桃(白)!」
「何ィ!」

僕は胡桃を集めて盾を作る。
ロケット弾は盾にぶつかって爆発。僕に被害はゼロ。
そしてマーラ様の人に胡桃を発射する。
おそらく次の発射には時間がかかる。その隙に……。

「けっ、浅知恵が…。出てこいよペルソナァ!」

何だと…僕の胡桃がいきなり消滅した。
いや、消滅したんじゃない。

「マララギダイン。そしてこいつは俺のペルソナ、塔のマーラだ。
 俺の実験には付き合わずゆーちゃんも渡さない。
 流石の俺もそんなワガママは許さねえよ?」

燃やされた。炎の色や形が普通の炎とは違ったけど燃やされたんだ。
彼の近くに立つ緑の巨k…ゲフンゲフン、キノコの力か。あの炎は。
まさかあんな能力を持っていたとは。
思ったよりてこずりそうだよ。

「だからてめーはもう要らない子なんだよ。死ね」

三日目・6時00分/12/のアジト】

【マーラ様の人@カオスロワ書き手】
【状態】尻から出血(治療済み) 、空腹
【装備】拳銃(5/6)、メイド服、イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾30%、ロケットランチャー残弾4発)
【道具】ノートPC、支給品一式
【思考】
基本:数十人の6/レプリカを指揮、八雲紫と協力して本物の◆6/WWxs9O1s氏を殺す
0:12/を殺してゆたかを頂く。
1:邪魔をする奴は殺す(一部例外あり)
2:12/の殺害後計画を実行する。
3:5/とはイナバ製作所で待ち合わせる…?
4:ゆたかに罵倒されて超嬉しい
※6/レプリカを作ったのは彼です
※ペルソナ:塔『マーラ』が召喚できますが、疲労の度合いはスタンドと大体同じです。

【12/@現実?】
【状態】健康
【装備】白いSS用万年筆
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:マーラ様の人を倒す
2:ゆたか、みなみは絶対に守る
3:10/についてもっと聞きたかった

小早川ゆたか@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
0:あの腐れオタクから逃げる
1:仲間と合流したい
2:アジトの外には出ない

岩崎みなみ@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
0:あの人から逃げる
1:仲間と合流したい
2:アジトの外には出ない

【高良みゆき@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
0:あの人から逃げる
1:あやのを目立たせる
2:アジトの外には出ない

峰岸あやのを目立たせる同盟のメンバーです。

「もぅ、あの人の人使いの荒さには参るわ……」

あくびをしながら愚痴を零す紫。
八雲紫が起きた後に真っ先にやらされたとある2人の人物の回収だった。
外が大変なことになっているので回収して来いといると目的の人物が思われる場所まで指定し回収に行かせたのだ。
その人物の片方には既に成功している。
久慈川りせ。彼女は濁流に流されそうになっていたのを発見した。彼女こそその片方。
そして回収するべきもう1人は5/のことである。

(私がここに来た時は既に影も形もいなかった。
 きっと大災害に巻き込まれたんでしょうけど、もう助からないわね)
「まあいいんじゃないかしら。彼にとって重要なのはこの子のようですし」

そう言って八雲紫はりせを抱えながらスキマ空間に入る。
傘で若干防げたものの、豪雨によって濡れていることに不快を表す。
とりあえずさっさとアジトへ戻ることにした。
そしたら暖を取らせてもらうとしよう。
んでもってできればまた寝たい。

【三日目・6時00分/スキマ空間】

【八雲紫@東方Project】
【状態】健康、若干の眠気、満腹
【装備】日傘
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:マーラ様と協力しつつも、バトルロワイアルの終焉のために動く
0:アジトへりせを連れて行く
1:マーラ様に協力し、幻想郷崩壊を止める
※スキマでの移動は制限がかかっています
※境界操作能力にも制限が掛かっています

【久慈川りせ@ペルソナ4】
【状態】気絶
【装備】ペルソナ(カンゼオン)
【道具】支給品一式、PSP
【思考】基本:先輩(ペルソナ4主人公)と仲間を探して殺し合い打倒
     1:先輩……5/さん……
※ペルソナ4主人公と恋人になってからの参戦です
※ペルソナ4主人公の名前が、「ああああ」によって消されています
※マーラ様の人を警戒しています
最終更新:2010年03月15日 00:26