アットウィキロゴ
織田信長は死んだ。
明智光秀の火縄銃で頭部を吹き飛ばされて、それはもうあっけなく。

記憶を取り戻し、自らのサーヴァント・バッターを自害させた信長は
自分の過去、そして現在の状況を考え、その後しばらく呆然自失の状態だった。
それはもう、明智光秀(ユダのサーヴァントになった奴じゃないほう)が自分の部屋に侵入して火縄銃の照準を自分の頭部にあわせていることにすら
気がつかないくらい呆然としていた。
そして光秀の撃った火縄銃の一撃により、信長は血しぶきと脳髄をぶちまけて床に倒れ伏し、死んだ。
呆気なかった。あまりに呆気なかったと明智光秀は火縄銃を抱えたままで感慨に耽った。そして、これでバトルロワイアルを終わらせることができる。そう思った。

「信長を殺してくれてご苦労」
信長の死体がそう言ってむっくりと立ち上がった。
いや、信長の死体ではない。信長に憑依していた怨霊ああああが、頭頂部を吹き飛ばされた信長の死体を操り、信長の口を通じてしゃべっているのだ。
「自分のサーヴァント自害させた時はなにやってんだこいつとか思ったよ。正直最近は操るのも難しくなっててさ。だから殺してくれて助かったわ
 死体になってくれれば完全に操ることができる……しかしこの脳ミソ吹き飛ばすって殺害方法は他に何とかならんかったのか?
 まあこのチョンマゲのカツラを被ってれば頭に大穴開いてることをごまかせるかな……あとは化粧で顔色を良くして、そうそう腐敗しないように部屋の温度下げねーと
 あとこの部屋にぶちまけられた血と脳ミソ、これ光秀がやったんだから光秀が掃除しろよなー。光秀聞いてっか、光秀?」

明智光秀は死んでいた。どうやら自分が殺した主人が頭の一部が欠けた屍体のまま動き回りしゃべりまくるのを見て心臓発作を起こしてショック死したらしい。
「あーあ、誰が片付けんだよこの部屋」
そう言うとああああに完全に操られた信長は火縄銃の弾が貫通したあたりをポリポリと掻いた。

三日目・9時/主催本部】

【織田信長@戦国時代】
【状態】死体、ああああが憑依して操っている、頭部に貫通した銃創
【装備】チョンマゲのカツラ@時代劇
【道具】不明
※元の信長の精神は死亡消滅しました
※信長の死体はああああが完璧に操っています

【ああああ@主人公に命名可能な全てのRPG】
【状態】怨霊、肉体無し、Lv99、全パラメータMAX
 あらゆるRPGのあらゆる魔法と技を習得している
【装備】不明
【道具】不明
【思考】1:自分の肉体を復活させる
    2:とりあえず今は信長の躯で我慢する

【明智光秀@現実 死亡確認】
最終更新:2010年04月08日 00:21