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「やれやれ、少し自重しなさ過ぎじゃないかな」
セワシはパソコンを見て呟いた。
彼はタクアン師匠の流れ弾で死んだと思われていたが、防弾チョッキで無事だったのだ。
ちなみに彼が今問題にしているのはいくつかの参加者のことだ。
それは先ほど渋谷で戦っていたクリーチャーどもに、いろいろと暗躍しているKAITO
先ほどのwiki編集で彼らは殺害スコアのトップになった。

「首輪が外れているとはいえこうも好き放題にやられちゃあ困るんだよねえ。
死んだ奴らを書きたかった人たちだっていたはずなのに。
避難所の人たちも言ってたよ、放置されたキャラが繋がれるのもロワの醍醐味だって。
本当なら次の話辺りでズガンされてもおかしくないんだけど、
彼らはロワでは重要人物級だからね…安易にズガンできないのがネックだよ。
ズガンさせるにしてもルーファウスは騒音部たちと交戦中。
しまっちゃうおじさんやセフィロスも死んじゃった。
『ロワを裏から操る同盟』の仲間に頼んでもいいけど折原臨也さんとクルルは死んじゃったし。
nk氏はスキマ空間に実質閉じ込められている状態にあるし、自分のハーレムをつくることに夢中だからねえ…。
はぁ、こうなったら自分がやるしかないか」
セワシは仲間なんて当てにならないと言いたげに溜息をつくと再びパソコンを操作し始める。

「だったら彼らには自分のフラグをさっさと消化してもらうか。
主要キャラなのを理由にU-1化や無双、大量虐殺を繰り返されたってつまらなくてうざいだけだし。
その末での死亡やそれに準ずる何かなら文句は何も出ないでしょ?」
パソコンの画面には『テレポーター』とあった。
名前の通り参加者を強制ワープさせる機能だ。

「まずは誰をワープさせようかな。
馬鹿デコはイチローに殺されたし、リンは他のボカロ連中に向かって移動中、戦国武将は仇討ち戦中だから放っといてもいいか。
じゃあまずは真の聖杯だな。彼女には探索者組のところにワープさせよう。
奴らはあの大人数で誰も死んでないくて毒吐き別館で愚痴られていたし丁度いいんじゃない?
んでもって次はKAITO組か……奴らは災害の届かない安全なところでぬくぬくするつもりらしいけどそうはさせないよ。
彼らは鷹の爪団のところへワープさせちゃうか。顔見知りが結構多いからね。
これで無駄な考察ばかりで動かない奴らと無駄に無双や大量虐殺を繰り返す奴らの処理ができるってもんだよ。
はい、ポチっとな」
セワシは上記のように設定してエンターキーを押した。
今頃は聖杯やKAITOは彼らのところにワープしているだろう。
場合によっては交戦中であることも考えられる。
そんな光景を想像してセワシは笑みを浮かべた。

「僕だってこんな強引なことはやりたくなかった。でもこれは仕方のないことなんだよ」

三日目・9時20分/静岡県】

野比セワシドラえもん
【状態】健康
【装備】防弾チョッキ
【道具】パソコン、支給品一式
【思考】
1:ロワを裏から操る

※真の聖杯とかがみは探索者のところへ、KAITO組は鷹の爪のところへワープしました。
最終更新:2010年04月13日 00:13