カオスロワ
三日目昼時、毛利軍は窮地に陥っていた。
元々毛利軍の将、元就は中国の覇権を守るため大きな戦は回避し力を蓄えていた。
時空振動弾の暴発という事態が発生し、東京に飛ばされた時もそれは変わらない。
圧倒的な武力を維持し殺し合いを生き残る…はずだった。
「元就様!!」
鎧を着込んだ兵が将である毛利元就の元へ駆け寄る。
そして、敵軍が本丸へ接近中というよくない報告をする。
「チ、奴らめ。好きになってくれるな」
元就は端正な顔を歪ませる。
使えぬ味方への苛立ちと『奴ら』への苛立ちが現れていた。
奴らは突如姿を現し、毛利軍へと攻撃を仕掛けてきたのだ。
思えば時空振動弾の暴発という異常事態。
地の利のない現代の東京というアウェーの地で戦うという枷。
そして、最新の技術を持って戦う『奴ら』の前に毛利軍はだんだんと崖っぷちに追い込まれていたのだ。
そうしているうちにも現在進行形で戦場から部下のやられ声が木霊してくる。
「ええい、使えぬ無能共め。
もうよい!我が出る!」
部下の醜態に痺れを切らした毛利元就は立ち上がる。
奴らの頭を潰すべく。
全ては毛利家繁栄のために、彼はそう日輪に誓ったのだ。
「フン、戦国武将だかなんだか知らないが…我々大ショッカーの敵ではないな」
「「「「イーッ!!!」」」」
全身タイツを着て奇声を上げる戦闘員を率いてタイタンは余裕の笑み(表情分からないけど)を見せる。
時空振動弾の影響で全人類の殺し合いという物騒な世界に召喚された彼であったが、
その先でであったのは大ショッカーという悪のオールスターのような組織であった。
無論、タイタンは大ショッカーに入った。
「ダークマスターズに出張しているジェネラルシャドウも来ればよかったのに」
タイタンはピエモンとかいう道化師のところにいるらしい同僚を思い出す。
噂によれば彼もまた別の世界で
織田信長と似たようなことをやっているとのこと。
任務ほっぽり出して何やってんだと突っ込みたくなった。
「ま、こっちの世界を制圧したら行ってやるか。一応同僚だからな。
仮面ライダーも結構脱落しているし、こんだけ悪役が揃ったら我々の勝利はほぼ決まったようなものだな。
今相手にしている毛利軍とかいう奴も雑魚だ雑魚。ただのオクラだ。
ハッハッハッハッ」
何だかハイになっているタイタン。
既に勝利気分に浸っているようだ。
だが彼は知らない。そのオクラが某格ゲーではバグレベルの強さだということに。
そして、今残っている数少ない仮面ライダーの中にぶっちぎりがいることに。
彼が抱いているショッカーの大勝利という幻想はすぐにぶち壊されることとなる。
「イィィィィィィィィィッ!!?」
「何ッ!?」
突如爆発音が響き、戦闘員が何名か吹き飛ばされて星になる。
そして煙の中からタイタンの幻想を破壊する存在が姿を現した。
「我は日輪の申し子、毛利元就!来るがいい……何っ!?」
駆けつけた毛利元就は驚いていた。
無理もない。無能な部下に痺れを切らして自分が出陣してみれば、
突如出現した二人の男女が戦闘員を千切っては投げ千切っては投げているではないか。
いや、それよりも……
「リボルケイン!!」
黒いバッタ男の持つ杖が戦闘員に突き刺さる。
そこから放出する光は戦闘員を跡形もなく爆散させる。
「ぶっちぎるわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
女性の右手が光って唸る。
頭をつかまれた戦闘員が浄化されるように消滅した。
「まるで日輪の輝きよ……」
元就は男女の放つ光に見惚れていた。
それはまるで自らが信仰する太陽の如く。
彼がそうして我を忘れている間にショッカーの戦闘員が全滅し、そいつらを率いていたとされる男も成す術もなく爆発した。
「そなたらは一体……」
元就が男女に名を尋ねる。
すると2人は高らかに名乗った。
「俺は太陽の子!仮面ライダーBlack RX!!」
「私は太陽の女王!南春香!!」
毛利元就は思った。
今風に言うなら『貴 方 が 神 か』と。
はてさて、そんなこんなでタイタン達を瞬殺したブッチギルンジャー組。
ついさっきまで騒音部vs再生マーダーの戦いを見守っていた彼らだったが…
近くから悪の気配がする…
→クライシス帝国の仕業だ!!
という結論に達した。
もちろん彼らの中では打倒クライシスが最優先事項である。
というわけで戦場に駆けつけてきたというわけだ。
そして現在ヒーロー最多の50億人殺しを果たしたぶっちぎりの南光太郎、
数々の番長伝説を残し南家食卓を恐怖のどん底に叩き落した南春香(おかわり仕様)、
『部下は投げ捨てるもの』を信条に世紀末な戦国時代に君臨するバグ的存在毛利元就、
彼ら三人によるある意味恐怖のぶっちぎりサミットが開かれていた。
「クライシス帝国…まさかそのような奴らがいるのか。
しかもあの織田信長のそやつらの手先だったとは……」
「ええ、この世界はクライシス帝国によって多くの人々が殺し合いを強要されています。
倒すべきはクライシス皇帝です!」
「絶対に生かしておけないわ!」
いつものように猛る光太郎と春香。
光太郎はともかくクライシス帝国の手先である(と思っている)怪人ガチレズツインテールくずみんに貞操を奪われかけ、クライシスの兵器(と思っている)デストロイガンダムに自分達南家が住んでいた家や妹を殺された春香は怒りが頂点に達しておりドス黒いオーラを放っている。
「しかも奴らは太陽を本拠地にしているのです!」
「日輪に…本拠地を……だと……?」
彼にとって太陽は信仰の対象であり侵されざる聖域のようなもの。
それが先ほどの下衆な輩に占拠されているというのだ。
元就は静かにかつ激しい怒りの炎を燃やす。
もはや自分がとるべき行動は1つだけ。
「よし、決めたぞ。日輪の王子、日輪の女王よ。
クライシス帝国の討伐に我ら毛利軍も加えてもらえぬか?」
(ええぇぇーーーっ?)
「いいですとも!!」
頭を抱える兵を無視して毛利元就は手を差し出す。
光太郎と春香は笑顔で元就の手を握り返した。
今ここに、恐怖の打倒クライシス同盟が誕生したのであった。
【三日目・11時30分/新惑星・東京都池袋】
【打倒クライシス同盟軍】
【南春香@みなみけ おかわり】(マスター)
【状態】おかわりモード
【装備】拳銃
【道具】支給品一式、不明支給品、かがみのデイバッグ、ハッピーセット×3
【思考】
基本:クライシス帝国を倒す
0:ぶっちぎるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
1:悪を全て滅ぼす
2:騒音部vs再生マーダー軍団の元へ戻る?
※ブッチギルンジャーのマスターとして、多少なりともRXの影響を受けているようです
※
柊かがみ、織田信長、彼女、
イチロー、
空気王、赤鬼、鷹の爪団、
クラス:マスターのサーヴァントとマスター、カーネル・ブロリー・サンダース、
泉こなた、
ヤマダ電機社長、キングギドラの中に入っていたおっさん、岩鬼正美、里中智、それも私だ、
エイリア学園、
真・空気組、デビルガンダム、マーダー軍団をクライシス帝国の手先だと認識しました(根拠ゼロ)
【南光太郎@仮面ライダーBLACKRX】(クラス・ブッチギルンジャー)
【状態】てつを
【装備】キングストーン、ケータッチ@仮面ライダーディケイド、ライドロン、ジャイアンから預かった拳銃
【道具】不明
【思考】
基本:クライシス帝国を倒す
0:騒音部とマーダー軍団の戦いを見届けるために戻る?
1:マスターである春香と行動する
2:悪に生きる道はないと知れ!! (悪を全て滅ぼす)
3:ぶっちぎるぜええええええええええええええええ!!
4:いざとなったら……助太刀に入るべきか……
※柊かがみ、織田信長、彼女、イチロー、空気王、赤鬼、鷹の爪団、
クラス:マスターのサーヴァントとマスター、カーネル・ブロリー・サンダース、泉こなた、
ヤマダ電機社長、キングギドラの中に入っていたおっさん、岩鬼正美、里中智、それも私だ、
エイリア学園、真・空気組、デビルガンダム、マーダー軍団をクライシス帝国の手先だと認識しました(根拠ゼロ)
【毛利元就@戦国BASARA】
【状態】健康
【装備】輪刀令音望
【道具】支給品一式、不明支給品、毛利軍兵士
【思考】
基本:毛利家の安泰のために打倒クライシス
1:光太郎と春香に心酔
2:我には日輪の加護ぞある
【タイタン@仮面ライダーストロンガー 死亡確認】
死因:ジェノサイド(光太郎&春香)
最終更新:2010年05月03日 00:18