「微塵に砕けろぉっ! ジェノサイドォォォ!! ブレイブルァァァァァッ!!!」
「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉ! 流影陣ッ!!」
『英雄を殺めし者』バルバトスの攻撃を師範の流影陣で反射させる。
東京都の一角が大きな閃光と光線と衝撃波で満たされる。
「まずいな……」
「何が不味いの、零児さん?」
「若干だが、不破の方が押され始めている。このままじゃ、確実に押し切られる……」
「それでも不破じゃったら…不破じゃったらきっと何とかしてくれる」
「我々も援護に入るべきだが、あのカウンターの餌食になるな」
バルバトスの恐るべきカウンターの前に師範たちは苦戦を強いられていた。
先ほど、妹紅はスペルカードで支援として使用しようとしたのだが…
スペルカードを術とみなされ…、「術に頼るかザコどもが!」と言われ、『晶術』でカウンターされた。
「あいつも術、使ってるじゃないのよ!」
「妹紅、それはみんなが思ったことじゃよ!」
「みんなって?」
「まあ、一部のプレイヤーじゃよ」
◆
「今死ねぇッ!! すぐ死ねぇッ!! 骨まで砕けろォッ!!」
「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぁ!!?」
バルバトスはそこら辺にあった電柱を引っこ抜き、三連殺を放つ。
凄まじい連撃の前に遂に師範は倒れた。
流石の師範も連戦続きで疲労困憊、限界だったのだ。
その時である。
「……情けを掛けてやろう」
バルバトスの背後から、威圧的な声を放ち、ジョジョ立ちで立つ男が一人。
そして、師範達の下に魔方陣が浮かび上がり、戦いで受けた傷がどんどんと回復していった。
「俺の背後に立ち、尚且つ回復晶術だとぅ!? 軟弱すぎるわッ!!」
この行動を見て切れ、そいつに突撃する男が一人。そう、バルバトス・ゲーティアである。
しかし、師範達に上級回復術『リザレクション』を掛けた男は一歩も引かない。
否、引く必要などないのだ。
「貴様の<時>を頂く……『ザ・ワールド』!!」
次の瞬間、バルバトスの世界が停止した。
そう、男の正体は
DIO様だった・・・そんなわけなく、マグナ様だった。
彼は九州にいたのだが、幽斉の仕業で東京都に来ていたのだ。
余談だが、マグナ様は三部格ゲーのDIO様と中の人が同じなのだ。
「余裕かましてんじゃねぇぇええええい!! 貴様ァ、何者だ!」
「名を語るときはまず相手からだろう? まあ、いいだろう。我が名はマグナディウエス…。
別名はマグナ様、虚無の彼方へ儚く散るか…さぁ、はじめようか?」
「俺の名は、バルバトス・ゲーティアだ…ぶるあぁぁぁぁぁぁあああっ!!」
◆ ◆
「ぶるああああああああ!!! 断罪のエクセキューション!」
「無駄無駄ァッ!! 歪まれし断罪…エクセキューション!」
二つのエクセキューションが激突し、東京都の一角が微塵に砕けた。
片やデスティニーの裏ボスの狂戦士。片やデスティニー2の裏ボスの闘神。
そんな二人が戦えばただではすまない。
「やはり、ここはわしの闇の極光で……」
「そんな技あったか?」
「(じゃあ、俺のイェーガーレーザーで……ってそんな技はないか)
しかし、あの男、何故我々を助けたのだろうか?」
「……ねえ、今のうちに退却すべきじゃないの?」
「うむ、確かにそうだな」
マグナ様のお情けのおかげで完全に回復した妹紅たち。
そして、妹紅たちはこっそりと退却の準備を整えていた。
その時である。
「邪魔だァァァァァァァッ!!!」
「「「「「!?」」」」」
戦場に一人の男の声が響いた。
妹紅たちが戦いに目をやるとそこには悠々と男が一人仁王立ちしていた。
見た目は浅黒い肌に逆立った赤い長髪、そして、変な格好(半裸)である。
彼の名はアビシオン。シンフォニアの裏ボスである。
「また変態か!?」
「半裸キャラ……だと……?」
彼は強者を求めて、ブラブラと歩いていたのだ。
そして、この二人が戦っているのを見つけ、いても立ってもいられなくなったのだ。
◆ ◆ ◆
「漢同士の戦いに割り込んでくるんじゃねぇぇぇぇぇぇッ!!! 灼熱のバーンストライク!!」
突然の乱入者にバルバトスは問答無用で灼熱のバーンストライクを放つ。
巨大な三つの火球がアビシオンに迫りくる。しかし……
「甘い、甘いぞォッ!!」
その一言の下で装備された邪剣ファフニールによって切り払われる。
「お前達には感謝している。この力こそ、私が求めていたもの!!」
「よかろう……見せようか、我が力の欠片」
「クックックッ……てめぇら皆殺しだッ!」
三人の裏ボスたちが一同に集まった東京都のとある一角。
果たして生き残るのは……「隙だらけなんだよぅ! ジェノサイドォォォ!! ブレイブルァァァァァッ!!!」
「「!?」」
不意をつき、ジェノサイドブレイバーを放つバルバトス。
意表を突かれた二人は回避する間もなく直撃した、だが……。
「甘い、甘いぞォッ!!」
「……全く退屈な輩だ」
その程度で倒れるほどこの二人は柔ではない。
「私を止めてみせよッ!」
アビシオンは超スピードで詠唱を開始する。
その速さはなんとあのバルバトスよりも早い。
「見よッ! この力をッ!」
アビシオンの雷と共に巨大な断罪の剣が現れる。
アビシオンの持つ、
秘奥義の一つ『インディグネイト・ジャッジメント』である。
「愚かな輩だ…一撃で葬ろう…耐えられるか? 耐えられまい…」
それに触発されたかのように、マグナ様もインディグネイト・ジャッジメントを放つ。
二本の剣がバルバトスに迫りくる。そして、バルバトスの体が見えなくなった。
「ありえん、ありえんぞォッ!!」
砂塵から、バルバトスが全身ボロボロの状態で出てきた。
あと一撃で確実に落ちるところまでバルバトスは追い詰められていた。しかし…
「……情けを掛けてやろう」
「!?」
再びマグナ様はリザレクションを発動させた。
その行為は常人には到底理解し難いものであろう。
「甘い、甘いぞォッ!?」
「回復晶術だと……フフ…おめでたい奴らだ!?」
突然の奇行に二人は動揺を隠せない。
だが、マグナ様は動じない、だってマグナ様だから。
全員体力は全回復している状態になった戦いはこれか…「隙だらけなんだ…「貴様もな……『ザ・ワールド』!!」」
マグナ様が時を止めた、スタンド能力……ではなくFOE(フィールドオブエフェクト)である。
だが、これに待ったを掛けるものがいた。
「甘い、甘いぞォッ!!」
アビシオンである。
そう、アビシオンもまた時を止める技『タイムストップ』の使い手なのだ。
1秒経過。
2秒経過。
3秒経過。
4秒経過。
5秒経過。
―――そして、時は動き出す。が、別に何も起こらなかった。
「フン…(本当に)意味のない時間を過ごした…」
「時を止めるだとぉ! この軟弱者共がッ!!」
「甘い、甘いぞォッ!」
「いいぜぇ! 一発で仕留めてやるよッ!!」
「苦しむヒマを与えぬも慈悲か…」
「甘い、甘いぞォッ!!」
三者三様の最後の構えに入った。
「覚悟は出来たか? ワァァァァルド、デストロイヤァァァァッ!!!」
「何とか言ったらどうだ…? ラスト・ヴァニッシャー……」
「見切れると思うなッ! 喰らえッ!!」
バルバトスのワールドデストロイヤー。
マグナ様のラスト・ヴァニッシャー。
アビシオンの天翔蒼破斬。
三人の秘奥義がほぼ同時に激突した。その結果……
「馬鹿なッ! ありえん、ありえんぞォッ!!」
「中々、興味深かったぞ…」
「この世にこれ以上の力があるとは…」
まさかの三人同時ノックアウトである。
裏ボスの秘奥義ってヤバイよね?
【バルバトス・ゲーティア@テイルズシリーズ 死亡】
【マグナディウエス@テイルズオブデスティニー2 死亡】
【アビシオン@テイルズオブシンフォニア 死亡】
◆ ◆ ◆ ◆
「結局、あの半裸はなんだったのかな?」
「…済んでしまったことはウジウジ思い返さないのが長生きのコツなんじゃ」
(死んだのか!?)
すでに師範たちはその爆心地から離れていた。
そして、今しがた行われた放送について話し合っていた。
「まさか、ベジータ殿が…」
「イングラム少佐の名前も呼ばれたし、放送は嘘ではないだろう…」
「ということは、新生鷹の爪団も壊滅したのか?」
今の放送で分かったことは、ベジータの死亡、イングラムの死亡。
そして、新生鷹の爪団の吉田の死亡である。
「偽吉田というのは恐らくだがあの放送に出てきたやつだろう。
その前に本物の吉田らしき奴の名前が呼ばれたし。まあ、間違いなく潰れたと見てもいいだろう」
「わしの名前を呼ぶだけ呼んどいて、何にも無いんかい!」
「だけど、あの攻撃では誰も死ななかったようね…」
「…そいつだけが重畳の至りだな」
「では、逸れた皆を探しに行くか」
こうして、師範たちは離れ離れになった皆を探しに行くために行動を再開した。
【
三日目・22時40分/新惑星・東京都】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】健康、全身に包帯が巻かれている、全身血塗れ、鷹の爪団員、強い決意、首輪無し、スターバスターを習得
【装備】
チェーンソー、斬鉄剣 、秘宝75個
【道具】支給品一式、蜆、米の苗、将棋セット一式、ゾフィー直筆サイン色紙 、黒竜号
【思考】基本:戦いを止めたい。『生きる』
0:散り散りになった皆を探す
1:死んでいった者たちの遺志を継ぎ、人々を守り必ずこの大災害とバトロワを止める。
2:
空気王、らきすたのデコ、クライシス帝国を倒す
【有栖零児@ナムコクロスカプコン】
【状態】健康、首輪無し
【装備】刀×2(火燐&地禮)ショットガン(柊樹)、拳銃(金)
【道具】不明
【思考】
0:散り散りになった皆を探す
1:妹紅に協力して、クライシス帝国を倒す
2:小牟と再会できてよかった。
3:和尚とルガールはどこに行った?
【小牟@ナムコクロスカプコン】
【状態】健康、首輪無し
【装備】仕込み錫杖(水燐)、拳銃(銀)
【道具】支給品一式
【思考】
0:散り散りになった皆を探す
1:零児と再会できてよかったのう
2:お の れ ク ラ イ シ ス 許 ざ ん って奴じゃな!
【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康 忍者 師範 すごい漢 首輪なし
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
0:散り散りになった皆を探す
1:すごい漢たちを集める!
2:全員の首輪を外したら、もう一度主催本部に乗り込む
3:せこい漢は必ず、殺す
4:己、如月影二! 許 ざ ん ッ !
5:己、羽柴秀吉! 許(ry
6:己、クライシス帝国! ゆ(ry
7:機会があれば元親とも決着を着けたい。
8:ミクトランたちとの合流を目指す。
【ギリアム・イェーガー@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康、首輪無し
【装備】89式5.56mm小銃@現実
【道具】『ヒーロー戦記』の攻略本@現実
【思考】
基本:主催者を倒す
0:散り散りになった皆を探す
1:戦いが終わった後、生きて再び刑事達と会う
2:できればゲシュペンスト・タイプRVの修理がしたいが無理だろうな……
3:ヒーロー戦記もよろしく!
最終更新:2010年09月12日 00:17