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聖杯による虐殺の一部始終を、木陰から眺めていたキバヤシ達が姿を現す。

「キバヤシ! 何故ブッチギルンジャーはあの程度で死んだんだ!?」
「やつらは木っ端微塵に消し飛んでも再生したぞ!」

高速兵組の死に驚きを隠せないMMRの男達。
しかし彼らを統べるキバヤシは、冷汗を垂らしながらも神妙な面で言い放つ。

「・・・・・・話は飛躍するが、このロワが始まってからどれぐらい経つ?」
「何を言っているんだキバヤシ!?」

てつをの話をしていたのに、突然メタネタに入って思わずナカヤは突っ込みを入れる。
しかし、キバヤシは彼の言葉を無視し、新たに口を開き始めた。

「1年、1年から先は数えていない・・・・・・このような膠着状態が続けば、
ロワはいつまで経っても終わらないだろう」
「つまり、どうゆうことなんだキバヤシ!?」
「南カップルのぶっちぎり因子とキングストーンは、空気を呼んで彼らを退場させたのだよ!」
「「「な、なんだってー!」」」

この後MMRのメンバーは近くの建物の倒壊に巻き込まれて死んだ。
【MMRメンバー@MMR 死亡確認】



「お、お前は・・・・・・!?」
「こいつが噂に聞いた聖杯か!」
「どうするんだよ・・・・・・」

突如、鷹の爪戦闘員達が聖杯達の前に現れる。
彼女の姿に驚きを隠せないが、武器を構えている辺り、
一応は聖杯に臨戦体勢を行っている。

「ふん。 ちょうどいい、取り込んだ力を試させてもらおう」

自身の体をロボ化させ、高速兵の力、ボルテックシューターを放つ。
鋼の銃口から放たれた光の弾は一瞬にして戦闘員の一人を打ち貫いた。

「遅い!?」

聖杯が履き捨てる。
戦闘員に対してではなく、自身に対してだ。
モーフを終え、ボルテックシューターに移るまでの流れは数秒のタイムラグが発生している。
その差は、打ち損ねた戦闘員の片割れが間近に迫ってくるほどだ。

「ちくっしょぉぉぉ!! 俺だってぇぇぇぇぇ!!!」

半ばやけになった戦闘員が電磁ナイフを聖杯に向けて振り上げる。
戦闘員とはいえ、身体能力は成人男性の数倍。
数秒あれば、10数メートル離れていても、聖杯の懐に飛び込むには十分な時間だ。

「ぶっちぎるわぁ・・・・・・っ!!」
「聖杯様!?」

聖杯の胴体から、血飛沫が上がる。
ゲル化しようとした矢先、ナイフが彼女の身体を切り裂いたのだ。
確かな手ごたえを感じ、覆面の裏の戦闘員の表情が緩む。
しかし、直後彼はゲル化を終えた聖杯によって体内に潜り込まれてしまった。

「う・・・・・・ぐあlがえjfkぁえfjぁ!!!」

眼球が押し出され、内部からの圧力に耐え切れなくなった骨が折れ、
体中のところどころから体液と臓器が噴出し、戦闘員の命は尽きた。




「何故!?何故回復がこんなに遅い!?」
「聖杯様!お気を確かに・・・・・・」

鷹の爪団員の死体を見ることもなく、聖杯は声を荒げる。
聖杯の肉体は、本来ならば高速兵の能力により再生しているはずだった。
しかし、その身体には未だ傷跡が残されており、高速兵の回復力と比較するまでもなく、
明らかに遅すぎる。

太陽が出ていない?
ドラクエの昼夜反転魔法で既に出してある。

「何故、使いこなせていないのかしらねぇ! やつらの魂は確かに吸収したはずなのに・・・・・・」
「聖杯様・・・・・・」

四日目・1時50分/新惑星・東京都】
【真の聖杯@カオスロワ】
【状態】健康 巨大化(サイズは自由に変更できるようです) サーヴァントの魂18体+α吸収 原作者の魂吸収 最終兵器鏡音リン改の魂吸収 
    大災厄で死んだ人々の魂吸収 首輪無し 全裸 銀髪+白い翼×5対 10代の女性の肢体 股間に乖離剣マラ クライシスへの憎しみ
DIOの魂吸収 長宗我部元親の魂吸収 南春香の魂吸収 脱衣拳&東京タワーちゃんの魂吸収 小疲労
【装備】イナバ製作所製の鎌
【道具】不明
【思考】 基本:聖杯を満たす
0:高速兵の力については保留
1:全サーヴァントの魂を吸収して聖杯として完成する
2:探索者、英雄のサーヴァントを殺害して魂を吸収する
3:クライシス皇帝を殺す
※サーヴァントの魂を吸収するたびに能力を得ていくようです。
※英雄組の存在を知りました
※高速兵の力を完全に扱うことができないようです。
(基本的なフォームチェンジと必殺技は可能ですが、タイムラグが出ます)

柊かがみ(七期)@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】巫女服@らき☆すた
【道具】無し
【思考】基本:聖杯様について行く
1:聖杯様の巫女として働く
※怪我及び吸マック鬼化は聖杯のサイエンティストとコーパレイターの能力で治ったようです。

【新生鷹の爪戦闘員ども@カオスロワ】 死亡



「私、これからどうしたら・・・・・・」

仲間だった肉塊の集まりの中心で、峰岸あやのが落胆の声を上げる。

「う・・・・・・う、う・・・・・・うわぁぁぁぁぁん!!!」

あやのは光太郎の遺体にすがりつく。
自分を助けてくれた大切な人たちの突然の死に、彼女の精神は耐えられなくなったのだ。

「なんで、なんで助けてくれたのに・・・・・・!」

光太郎の肉体に涙が流れ、凝固されかけていた血が溶けてあやのの体に付着する。
だがそれでも彼女は構わず光太郎に抱きついた。
自分はこの人に今まで助けられてきた、だから贖罪を誓う反面、どこで安心していた。

彼らといれば、大丈夫。
彼らといれば、死ぬことはない。
彼らといれば、みんな助けることができる。
言わばあやのにとって、光太郎達は、自分の運命を切り開いてくれる英雄であったのだ。

「・・・・・・」

泣き疲れたあやのは、そのまま瞼を閉じる。
所謂『寝る』ということだ。
今の制限では自殺行為ではあるが、彼女にとってはもうそんなことどうでも良かった。

(もう・・・・・・いいよね)
ともに歩む仲間は死んだ。
目指すべき道は、もう見えない。
ならばもう一度地獄に落ちようではないか。

(・・・・・・)
意識を頭の中から追いやり始め、彼女は目覚めぬ眠りにつく。


ぶ っ ち ぎ る ぜ / わ !!



と思ったが、うるさくて眠れなかった。

『あやのちゃん、起きるんだあやのちゃん!』
「うるさい・・・・・・って光太郎さん!?」
『私もいるわ!』
「春香ちゃんまで・・・・・・」

突如、南コンビの声(騒音)が頭に響いたのだ。
声の主は既に死体だ。
南光太郎の腹部にあるキングストーンを通して、あやのの脳内に話しかけられているのだ。



結論から言えば、聖杯は一つの大きなミスをしていた。
仮面ライダーと呼ばれる戦士、
彼らの能力は本当に彼だけのものであるか。
彼らだけの力によって生み出されたものであるのか。

答えはノゥだ。
仮面ライダーは戦士である。
そしてその変身能力は『外的な要因によって』植えつけられたものである。
与えられた力を自身でさらに強化し、使いこなすのは彼ら自体の努力の成果であろう。

しかし、ベースとなった仮面ライダーという能力自体は、
決して『本人の』力によるものではない。

『改造人間』『霊石アマダム』『変身ベルト』
どれもみな、根本的な力は、本人『以外』にある。
無論、仮面ライダーBLACK RXこと、南光太郎も例外ではなかった。


「つまり二人はこの"きんぐすとーん"ってやつの残留思念なのね」
『本当の私達は既に死者スレだ!』
「し、ししゃ・・・・・・?」
『光太郎さんあんまりメタらないでください』

春香のため息に光太郎が笑い声で謝る。
声だけであるが、あやのには彼らがどのような仕草をしているのか
すぐに想像ができた。

『でも・・・・・・』
「どうしたの?」

春香の声が神妙なものに変わる。
あやのは思わず首をかしげる。

『実は俺達の意識もこのキングストーンから消えてしまうんだ・・・・・・』
「!?」

その言葉に、あやのは目を見開き声が詰まってしまう。
例え生き返ってなくても、せっかく再開できたのにすぐに別れてしまうなんて、
あやのには受け入れられない。
しかし、言葉を失ったあやのに春香が優しく語りかける。

『私達が消えても、光太郎さん達が生きていた証はあるの』
「証?」
『ええ。 あなたがちゃんと・・・・・・いえ、あなただけじゃない。
 千秋や士さん、私達が関わった人たちが私達のことを覚えていれば、
 それが私達の生きていた証になる』
『そして、その人達が俺達の想いを継いでくれれば、
 俺達は負けてはいないんだ!』

南光太郎の腹部が発光し始め、キングストーンがあやのの前に姿を晒す。

『今度は君が道を開くんだ・・・・・・』



「わかったよ・・・・・・私やってみる」

あやのの手のひらには、高速兵の生き様であるキングストーンが握られていた。
彼女がそれを自分の腰にあてると、キングストーンは瞬く間に
あやのの腹部に収まっていく。

背景。
今までの彼女は、さながらその称号の通りに自分の存在を周りに任せていた。
それを恥じ、目立とうとはしたが、結局は誰かに依存し、
こうして南光太郎達に助けられる結果となった。

「私、変わるわよ!」

だが、今の彼女は違う。
自分の人生に道案内などいらない。
自分自身が信じる道をどこまで『ぶっちぎる』だけだ。
それが南光太郎と春香が突き進んだ【高速兵】という称号なのだ。

「さてまずは・・・・・・」

あやのは光太郎達の遺体を埋め終え、残った二人の少女に目をやる。
死んではいない。 気を失っているだけだ。

「あんたたち・・・・・・」

あやのは光太郎の遺品であるマイクを片手にとり、
倒れている少女達を睨み付ける。

「さっさと起きなさぁぁぁぁぁぁい!!!!!」


【四日目・1時55分/新惑星・東京都】

【峰岸あやの@らき☆すた】
【状態】健康 首輪なし
【装備】チャイナ服、ナイト装備(剣、鎧、盾)
    キングストーン
【道具】なし
【思考】基本:光太郎達の意思を継ぐ
     0:お前らいつまで寝てるんだ。
     1:謎の存在(聖杯)については保留

小早川ゆたか@らき☆すた】
【状態】精神崩壊、驚き
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
0:なにがおこったの!?

【久慈川りせ@ペルソナ4】
【状態】健康、驚き
【装備】ペルソナ(カンゼオン)
【道具】支給品一式、PSP
【思考】
0:うるさっ!?
※ペルソナ4主人公と恋人になってからの参戦です
※ペルソナ4主人公の名前が、「ああああ」によって消されています
マーラ様の人を警戒していました。
最終更新:2010年12月20日 00:29