「うーん……なかなかいい子が見つからないなぁ……」
淫獣の異名を持つキュゥべえはまだ自分好みの魔法少女を探していた。
しかし、なかなかうまくいかない。かわいい女の子自体は見つかりはしたのだが。
まずいきなり魔法少女になれと言われて、なるなるー!と言う人の方が少ないに決まっている。
それどころか、キュゥべえの持ち前の黒さも相まって、不信感を抱かれることさえあった。
弁明してもよかったが、かなり面倒な相手なのでキッコロがいる方向に上手く誘導した。
無警戒であれに近づけば、八つ裂きにされておそらくもう生きてはいまい。
【博麗霊夢@東方Project】死亡確認
【
柊かがみ(6期)@らき☆すた】死亡確認
「あー……早くかわいい女の子を魔法少女にした
「次元斬!」
「ってうわっ!?マミ!?……そうか!オカズが足りない僕のために死ににきてくれたんだね!」
「うわ……変態ってやっぱりいる。気の毒な獣で、DNAが狂っていて……アブノーマル」
キュゥべえを止めようと、空間翔転移してやって来た魔法少女
巴マミも、
思わず禁句を言ってしまい、首輪の爆発で死んでしまった。
【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】死亡確認
だが、今回の首輪はなんか威力が凄いらしい。
首輪の爆発に巻き込まれたキュゥべえは火傷を負いながら、空を舞う。
◇◇◇
「あいたたた……ん?あれは!」
飛ばされた草むらの先で、火傷の痛みを忘れるほどの『獲物』をキュゥべえは見つけた。
金髪ポニーテールがよく似合う、かわいらしい少女だった。
(マミは死んじゃったうえに妙な病気も発症しちゃったみたいだし……
金髪、イエローポジションの魔法少女は早急に必要だよね!ね!)
喜び勇んで、キュゥべえが立ち上がる。
「ねえ君魔法少女にならない!?魔法少女になればどんな願いでも叶……
「えっほんとに!?」
キュゥべえは言葉を詰まらせてしまった。
顔はすごくいい。この顔が苦痛に歪んでいき殺されるのを眺めるのはたまらないだろう。
そして、願いが叶うという甘い誘惑にもコロッとひっかかってくれた。
まさに理想的な相手だ。そう……相手。
「君、少女じゃない!そもそも本当に人間!?」
「失礼ね!」
口からでた声も、まるで歌手かと思うほどにいい声だった。
だが、目の前の少女……否、相手は首から下が異常だった。
とにかく筋肉の量と質が凄い。下手をしたら、勇次郎以上かもしれない鋼の肉体美。
そして下半身、股間部分を覆うのはたった一枚のはち切れそうなブーメランパンツ。
肉体は常時妖しい黒光りをしていて、ゴキ○リも真っ青なレベル。
それでいて首から上は美少女で色白。なんというアンバランスか。
「一応まだ私は女よ。
レンきゅんのために、ガチホモパンツレスリングに出てくる男よりも魅惑的な体に肉体改造したの」
キュゥべえは、肉体改造ってレベルじゃねーぞの言葉を飲み込んだ。
「で、魔法少女になれば願いが叶うって本当?私、今ちょうど悩みがあるのよ。
レンきゅんがね、男の人の体に興味があるのは確かにわかったんだけど……
でもレンきゅん、前にルカとハクとお風呂に入った時には胸を凝視してたのよね……
一体レンきゅんは、男の体と女の体、どっちに興味があるの!?
それが不安で、私はまだ女を捨てきれていないのよ!
そもそも体にネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を生やす方法もわからないの!」
わっ、と筋肉……少女は泣き始めた。
見た目は大変なことになっていても、中身はまだ恋する乙女のものだ。
キュゥべえはそれを知り、普段は動かさない口の端を僅かに吊り上げた。
この筋肉少女は、惨く死ぬよりも、惨く死なせる方に期待しよう、と。
「よし、君の願いはわかったよ。このバトルロワイアルが終わったら、君の体を好きな性別にしてあげる。
でもね、君の愛しのレンきゅんとかいう子は多分、男女を問わずにもてると思うんだ。
いくら君の性別と肉体をレンきゅん好みにしても、ロワの最中にNTRされちゃ手遅れさ。
それを防いで、君とレンきゅんが幸せになるには……」
「巨乳女とマッスル男を皆殺しにすればいいわけね」
「う、うん……出来れば美少女優先でね。じゃ、契約しようか?」
【一日目・3時30分/東京都/天候・雨】
【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、火傷、若干の恐怖
【装備】なし
【道具】支給品一式、他不明
【思考】
基本:ネルと契約する
【亞北ネル@VOCALOID派生】
【状態】健康、首から下は超肉体
【装備】妖しく光る肉体
【道具】支給品一式、他不明
【思考】基本:この世界のレンきゅんと結ばれる
1:キュゥべえと契約する
2:レンきゅんを誘惑しそうな女と男は全員殺す
※
プラシド一行のネルとは別人、8期のネルです
最終更新:2011年02月07日 00:44