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都内某所のカラオケ店の一室にて。

「うぅ、クレア……はっ、ここは?」
「おっ、眠りの王子様のお目覚めなんだな、これが」

ヴェイグが眼を覚ますと、その横には赤い髪の青年がいた。
歳はヴェイグより2、3歳くらい年上と言ったところだろうか?
(ヴェイグさんが老け顔だって? 何、気にすることはない)
……何だが前にも倒れているところを保護されたことに既視感を覚えたヴェイグ。
無理もない前回も似たようなことがあったから仕方ないのだ。

「アンタが助けてくれたのか?」
「まあ、そういうになるな」
「そうだ、アンタ! クレアを知らないか?」

目覚めてばかりだが、すぐにクレアの心配をするヴェイグ。
しかし、赤い髪の男は首を傾げ、頭に疑問符を浮かべる。

「クレア……? んー……すまん、聞き覚えがないな……
 もしかしてアンタの連れの二人の女の子のどちらかか?」
「いや、その二人の事じゃない、クレアはクレアだ!」
「クレアはクレアねぇ……俺に記憶があれば分かるかも知れないな」
「記憶……アンタ……記憶がないのか?」
「そういうことだ、悲劇のヒーローなんだな、これが」

どことなく惚けたよう表情でいう男に、ヴェイグは少しティトレイを思い出した。

「そうだ、まだ名前を聞いていなかったな、俺はアクセル、アクセル・アルマーだ」
「……ヴェイグ・リュングベルだ」
「そうか、よろしくな、ヴェイグ」

二人はがっちりと握手を交わした。

▲ ▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲

「ほう、それで『2人以上3人以下のルール』はもうないんだね?」
「そうだ、3時間半くらいの前の放送で既に解除されている。
 ……放送を聞いていなかったのか?」
「ハッハッハ、これは一本取られたねぇ、早苗達を探すのに必死だったから」

所変わり、ヴェイグとアクセルがいる部屋の隣の部屋。
過ぎた事を笑い飛ばす神奈子にラミアはやれやれと言った感じで溜息を吐く。
背中に二門のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を装備した女。
非常に威圧的な態度で、尚且つ偉そうである印象の神奈子に対し、わざと敬語を使わないラミア。
ちなみに神楽は未だに気絶しっぱなしだ。

「目的は同じみたいだし、どうだい一緒に来るかい?」
「遠慮する、私にはすべきことがあるのでな」
「ほう、貴方の連れの彼氏のことかい?」
「あの人は私の上司だ。……今、少し訳ありなのだがな」
「ほう、ちょいと聞かせてくれないかい?」

ラミアはアクセルが記憶喪失であることを話した。
それを神奈子は興味津々そうに聴き続けた。

「ふーん、なるほどねぇ。貴女も色々と大変ね」
「……面倒事には慣れている」
「記憶喪失なんて頭を45°の角度で叩けば治るアル!」
「あら、神楽ちゃん、起きたの? って、そんな古いテレビじゃあるまいし……」

近くで寝ていた神楽がやっと眼を覚ました。
その昔ながらのアドバイスを聞き、神奈子は呆れたが……

(なるほどショック療法か……確かにその手もあったな)

ラミアは結構真に受けていた。

「それよりも神奈子お姉さん、ここはどこアル? 三行で説明するネ!」
「三行で? 仕方ないわね……
 東京都
 豊島区の
 カラオケ店よ」
「おお、わかりやすいアル!」
(三行にする意味はあったのか?)

▼ ▲ ▼ ▲ ▼ ▲

「そっちも眼が覚めたみたいだな」
「ええ、はい」

二組は合流した。

「大分、世話になってしまったようだな」
「いいっていいって、困った時はお互い様だろ?」

カラオケ店のロビーにて互いに親交を深め合う。
穏やかに時が流れていった。

「じゃあ、また縁があったらな」
「また会えると思うか?」
「うーん、互いの道が交わるときがあればな」
「キザなぼうやだね」
「……なんてな」
「では、私達はここらで失礼しちゃったりしますですわ」
「「「しちゃったりしますですわ?」」」

最後の最後で言語が崩壊するラミア。
必死で愛想笑いをしながらごまかそうとする。そして、さっさとアクセルとラミアはその場を去っていった。

【一日目・6時00分/東京都豊島区/天候・雨】
【アクセル・アルマー@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康、記憶喪失 
【装備】可変式トンファー
【道具】支給品一式、大量のウナギパイ
【思考】基本:記憶を探す
1:ラミアちゃんと行動する

【ラミア・ラヴレス@スーパーロボット大戦シリーズ】
【状態】健康、言語回路故障
【装備】レヴァンティン@魔法少女リリカルなのはシリーズ(待機フォルム)
【道具】支給品一式、その他不明(本人確認済み)
【思考】基本:主催者を倒し、元の世界へ帰還する
1:アクセル隊長と行動する
2:浅草に向かう

「おかしな二人組だったアルネ……」
「そうだな」

神楽ちゃんとヴェイグは気付いていないと思う。
けど、私――八坂神奈子は気付いた。
あの二人は……二人とも『人間じゃない』。
ラミアと名乗った娘は、恐らくは造られた生命。
アンドロイドみたいなものかしらね?
この考えに至ったのは最後の不自然な言葉遣いが決定打になった。
アクセルと名乗った男は、構成している物質が人間のそれとはまるで違った。
ぱっと見は人間だけど、中身は完全に別のモノ。
その正体は………はっきり言って私でも分からない。
まあ、ただそれだけのことが分かっただけなんだけどね。
さて、これからどうしましょうか?

【神楽@銀魂】
【状態】健康
【道具】仕込み傘@銀魂
【装備】支給品一式
【思考】基本:主催者をぶっ殺す
1:3人で行動する
2:知り合いを探す
※アンチ連盟を主催者側の手先と判断しました。

【八坂神奈子@東方Project】
【状態】健康
【装備】ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲×2@銀魂
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者をぶっ殺す
1:3人で行動する
2:知り合いを探す
3:自分専用御柱が欲しい
※アンチ連盟を主催者側の手先と判断しました。

【ヴェイグ・リュングベル@テイルズオブリバース
【状態】エヴォリュダー化
【装備】S・D@テイルズオブデスティニー
【道具】支給品一式
【思考】
1:離れ離れになったクレアを探す
2:3人で行動する
※7期からの参戦です
※アンチ連盟を主催者側の手先と判断しました。
最終更新:2011年02月12日 19:06