アットウィキロゴ
富士山近辺でのカズマと、アナゴの殺し合いは熾烈を極めていた。

「ぶるううううううううあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

アナゴに拳を叩きつけるカズマ。それをバヨネットで防ぐアナゴ、だがその程度ではカズマの拳を防ぎきれす
そのまま後退してしまう。

「シェルブリットォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

さらに後退するアナゴに、追い打ちをかけるカズマ。
アナゴは、カズマの拳により折れたバヨネットを手放し素手でカズマの拳を受け止める。

「その程度かぁ?小僧ぉ!!!!」
「何!」

カズマの拳を受け止めたアナゴは、至近距離からカズマにエネルギー弾を放つ。
「ぐ……」
空中に吹っ飛ばされるカズマにアナゴは、瞬間移動を使いカズマが着地する地点へ先回りし
追撃のエネルギー弾を放つ。

「そう何度も食らうかよ!」

シェルブリットのプロペラを回転させ、空中で態勢を整えたカズマは
自身に向け放たれたエネルギー弾を全て弾き飛ばし、そのまま地上にいるアナゴに向け拳を叩きつける。

「ぶるううううううううううううううううあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

激突する二人の拳。だが殴ると言う事に関しては、カズマの方が一枚上手だ。

「貰った!」
「ぬううううううううううううううう……」

拮抗していた二人の拳。しかしカズマの拳に押し負けるアナゴ。
だがアナゴは、カズマの拳が自らの体に直撃する前にその場から離脱する。


「良いぞ……小僧……」
「ああ?」
「もっとだもっと、この俺を楽しませろ!」

笑みに満ちた顔で、そう言い放つアナゴ。
今彼は、今まで生きてきた中で最高に充実していると実感している。しかしそれは何故か。
アナゴは元々、ただのサラリーマンとして生きてきた。平凡な毎日を送り、平和な日本に生きる
ただのサラリーマンとして、だが彼は心の奥底で望んでいたのだ、心躍る闘争を。
そしてその願いは叶った、カオスロワによって、目の前に居るカズマによって。
だから今彼は最高に充実しているのだ。

「貴様はこのアナゴが全身全霊を持って殺す!!!」
「じゃあやってみろよ!」

構える二人。だがカズマはアナゴの構えが今までと違う事に気がつく。
(なんだ、あの構えは?)
「いくぞおおおおおおおおおおお!!!!」
アナゴの構え、それは亀仙人が編み出した奥義かめはめ波の構えである。

「か~め~は~め~―――」
「シェルブリット―――」

二人の間に、緊迫した空気が流れる。そして

「波ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
「バーストおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

激突する。シェルブリットと、かめはめ波。

「ぶるううううううううううううううううううううううううううああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

一見して、両者は拮抗しているように見える。
しかし地球すらも軽々消し飛ばすエネルギーの塊に対し、カズマは拳一つで突っ込んでいる。
その結果、カズマの右腕を包んでいたアルターにひびが入り崩壊が始まる。
(俺ももうお終いか……)
そのまま、カズマは死を受け入れる様に瞳を閉じる。そして彼の視界を暗闇が支配する。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「そんな所でくたばる気か?カズマ」
「君……島……」

だが暗闇の中、カズマの目の前には、死んだはずの君島が居た。
「お前……死んだ筈じゃ……」
「そんな事はどうでも良いんだよ。それよりカズマ、お前ここで死ぬ気か?」
「それは……」
「もしここで死ぬのが、かなみちゃんに対する謝罪のつもりなら、それは間違ってるぞ」
「なっ」
驚くカズマを見下ろしながら、話を続ける君島。
「俺は……」
「これだけは言わせてもらうが、かなみちゃんも、俺も自分で選んでお前と関わった。自分で選んだ道を進んで死んだ」
「……」
沈黙する二人。

「あ~やっぱ説教なんて俺の柄じゃないわ」

普段の、おちゃらけた態度になる君島。
「まぁ俺が言いたいのはカズマ、お前には後悔のない道を進んで欲しいそれだけだ」
「……」
「おっとそろそろ時間みたいだな」
「待てよ」
そのままカズマに、背を向け去っていこうとする君島をカズマは呼び止める。
「ありがとよ、君島お前のお陰で目が覚めた」
「そうかそりゃ何よりだ」
そのまま黙る、二人そして
「…………じゃあな君島……」
「…………じゃあなカズマ……」
別れを告げる。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

閉じた瞳を見開くカズマ、もうその眼に迷いはない。

「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

そのまま、かめはめ波を押し返すカズマだが
(押しきれねぇ)
目の前に存在する壁は、あまりにも巨大すぎる。

「だからどうした!」

前に進むように、拳に力を込める。

「そうだ俺は進む!あいつらの分まで徹底的に!」

カズマの決意に応える様に輝き始めるシェルブリット。

「もっとだ!もっと!もっと!もっと輝けえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」
「ぶるううううううううううううううううううううううああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

アナゴの最大出力のかめはめ波をカズマが押し返す、そして次の瞬間富士山が消し飛び爆音と共に全てが光に包まれた。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「随分と派手にやってくれたなカズヤ……」
荒野となった富士山近辺に立ちそう呟くのは、失神から目覚めたクーガー。

「あそこか」
クーガーは倒れているカズマを担ぎあげブルーアイズジェットに乗せる。

「やれやれ今度UMIさんに富士山に変わる、新しい山を紹介しないとな」
ブルーアイズジェットを発進させながら、頭を悩ませるクーガー。

「まっ取りあえず最速で東京に戻りふ京さんとUMIさんと合流しないとな」




夢を、夢を見ていたんです―――――――

夢の中の貴方は悲しみを乗り越え、前に進む事を選ぶのです
確固たる決意の元、その先に何があろうとも
夢の中の貴方は進み続けるのです―――――――


【一日目・午前7時00分/富士山近辺/天候・雨】


【カズマ@スクライド】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、気絶
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:何があっても前に進む!
1:……
※カズマとアナゴさんの戦闘により富士山が消滅しました

【ストレイト・クーガー@スクライド】
【状態】ダメージ(大)、
【装備】ラディカルグッドスピード消失
【道具】支給品一式、ブルーアイズジェット
【思考】
基本:世界を縮める!!
1:最速で東京に戻る
2:ふ京(右京)とUMI(GUMI)と合流する
3:バイクの男(プラシド)を警戒
※7期から続投です
※右京とGUMIが海外に居る事を知りません





悪くない……悪くないぞ……この感覚……

死が迫ってきていると言うのに……何だろうなこの気分は……実に心地よい気分だ……

目がかすむ……そろそろか……だが後悔はない……何故なら……これが俺の選んだ道だからだ……

【アナゴさん@サザエさん】 死亡確認
最終更新:2011年02月12日 16:56