「オイオイ何時の間に静岡に、こンな荒野が出来たんだ?富士山も消えちまってるしよォ」
現在、一方通行は静岡県沖・ロストグラウンドを歩いていた。
「チッ幼女のよの字すら見つからねェ。こりゃ神奈川から移動したのは失敗だったか?」
変態殺しや、幼女を探しながら移動する一方通行だが
見つけたのは変態に反逆しようとして死んだ、哀れなたまちゃんの遺体だけだった。
「仕方ねェ。ここは一旦神奈川に戻るか」
彼が再び神奈川に戻ろうとした時であった。黒塗りの車が彼の横を通りすぎる。
「ハッ静岡に来たのも満更無駄な訳じゃねェみたいだな!」
彼は車の中にある人物が乗っているのを確認すると、支給品にあったジャスタウェイを、その車に投げつける。
ベクトル変換により、一方通行の細い体からは考えられ無い速さで、ジャスタウェィが車に命中し炎上する。
「糞!なんなんだよ一体」
「大丈夫か?ジュン君」
「怪我はねぇですか?チビ人間」
「皆無事か?」
その車に乗っていたクラフト、式、ぬ~べ~はジュン、翠星石を、連れ車から脱出する。
「やっぱり、そう簡単には死なねェか」
「誰だ?お前」
邪悪な笑みを浮かべる一方通行に式は問う。
「俺のことなンかどーでもイインだよォ。俺の目的はテメェをぶっ殺す事だからなァ両儀式!」
「お前、何故俺のことを?」
「ああ?成る程な、その様子じゃ、7期世界のお前とは別人みたいだな?」
「7期世界?」
そう7期カオスロワの時、風の噂で一方通行は両儀式の事を聞いていた。
そして彼は彼女の能力、つまり直死の魔眼を聞いた時、確実に始末しなければならないと考えた。
式の直死の魔眼は、例え一方通行のベクトル変換をも殺す。かつて一方通行の幻想を殺した、あのレベル0のように―――。
それを恐れ、一方通行が式を殺しに向かおうとした矢先である。カオスロワ7期が終わったのは。
気づけば彼は上条当麻、7期世界の両儀式と言った天敵が死んだ8期世界に飛ばされた。
それを好機と見た一方通行は早速行動を開始した訳である。しかし彼は、この世界つまり8期世界の式を見つけてしまった。
その時、一方通行は考えた。どこかの変態殺しが
ディアボロなどの7期参加者から、式の魔眼について聞いた可能性について。
もし変態殺しが式の魔眼について聞けば確実に見つけ次第、戦力に加える筈だ。
そうなれば自分が不利になる。そうなる前に彼は、ここで式を始末しておこうと考え今に至る。
「ああ前回の殺し合いじゃ、お前はちょっとした有名人なんだぜ?もっともソイツは死ンじまった、みたいだけどよォ」
「前回の……殺し合い?」
「まァここで死ぬテメェには関係ねェか!」
そう叫ぶと一方通行は戦闘準備を整える。対する式も同じく体制を整える。
「俺も加勢するぞ!式君」
「いや俺一人で良い」
「な、しかし」
「行ってくれ先生。その方が殺りやすいし、アイツの狙いは俺だ」
「……分かった。だが無茶はしないでくれ!」
そう言うとぬ~べ~達は、その場から去っていった。
【一日目・18時15分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】
【鵺野鳴介@地獄先生ぬ~べ~】
【状態】健康、薄着
【装備】左手に黒い手袋(鬼の手)
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いを止める
1:翠星石達と行動する
2:東京方面に向かい知り合いを探す
3:式が気になる(性的な意味じゃなく)
※バキと和解しているかは後の人に任せます
【翠星石@ローゼンメイデン】
【状態】健康、薄着
【装備】スィドリーム
【道具】支給品一式
【思考】基本:生き残り、大切な人たちと再会する
1:ぬ~べ~やチビ人間達と行動する
2:東京方面に向かいドールズや巴を探す
【桜田ジュン@ローゼンメイデン】
【状態】健康、薄着
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
基本:生き残り、大切な人たちと再会する
1:ドールズ・のり・巴と合流、できればその安全を確保
2:東京方面に向かいハルヒやドールズ・のり・巴を探す
【クラフト@レベルE】
【状態】健康、薄着、バカ王子に怒り
【装備】その他不明
【道具】支給品一式 、バカ王子の写真
【思考】
1:バカ王子を捜す
2:バカ王子の企みを阻止する
3:東京方面に向かう
※バカ王子をアンチ連盟の一員と認識しました
【車@現実】破壊確認
先に動いたのは式だった。一瞬にして、距離を詰め一方通行にナイフを振るう。
それを一方通行は、反射するのでは無く、後ろに飛ぶ事でかわす。
そして、ついさっきまで自分の居た場所にジャスタウェイを投げる。
爆発音と共に爆煙が舞う。その中から、肌や服が少し汚れた式が飛び出す。
「さっきの爆発をかわすなンてなァ!どンな反射神経してンだ?お前!」
「お前こそ、どうすればそんな重力に逆らった出鱈目な動きが出来るんだ?」
再び距離を詰めようとする式に対して、一方通行は余裕を崩さない。
「攻撃のワルツ!」
「なっ……」
だが次の瞬間一方通行に向けて、謎の音波攻撃が浴びせられる。
(音か……こんなモン反射して……!しまっ)
しかし一方通行は音波攻撃に気を取られた為
彼は既に距離を詰めナイフを自分に向けて振るってきた式に気が付かなかった。
「チッ糞がァ!」
「何!」
だが一方通行は風のベクトルをいじり、自分の周りに竜巻を発生させた。
(予想外の邪魔に合っちまったが、次は絶対にぶっ殺す)
数分後、竜巻が消えた時には既に一方通行の姿は消えていた。
【一日目・18時30分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】
【一方通行@とある魔術の禁書目録】
【状態】ロリコン(手遅れ)
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】
基本:幼女帝国を築き上げその王になる
1:主催者等の邪魔者は殺す
2:打ち止めを殺した奴を殺す
3:主催者を殺す為の仲間を集める
4:かわいい幼女を見つけた場合は……
5:神奈川に戻る
6:式は絶対に殺す
※7期より参戦
「逃げられたか……」
式はナイフを仕舞い、忌々しそうに呟く。
「出て来いよ。さっきの攻撃はお前の仕業だろ」
「な、なんでカナの居場所がバレたのかしら!」
物陰から出てきたのは、金糸雀と、そのマスターピート。
「先に言っておくけど、俺は殺し合いに乗ってないからな」
「それじゃあ君は対主催かい?」
「対主催?まあそうなるかも知れないな」
「き、君は変態じゃないかい?」
「何言ってんだ?お前」
「やった!やっとまともな人に会えたぞ!金糸雀!!!」
「カナも嬉しいかしらマスター!!!」
喜び挙句の果てに泣き始める二人。そんな二人を見て少し引く式。
「そんな泣くほどか?変態なんてそうそう見ないだろ」
「周りを見てごらん」
式はピートに言われ周りを見渡す。
「スターダストォォォ!!!」「マスター!!!」「うほっいい男」「んあああああああああああああンギモヂイイイイイイイイ!!!」
「……
ごめん前言撤回で」
「だろ?」
その後3人は自己紹介と情報交換を行う。
「アンチ連盟……一体何なのかしら?」
「さあな」
「君はこれからどうするつもりだい?」
「お前らは、これから翠星石達を追いかけるんだろ?なら俺も付いて行かせてもらうよ」
「分かったかしら!それにしても、やっとマトモな人が仲間になって嬉しいかしら!」
「本当……後輩は皆変態だし、ここに来るまで変態にしか会ってないし……ううう……」
「苦労したんだな……お前達」
新たな仲間を迎えた金糸雀とピートは、嬉し泣きをしながら翠星石達を追いかけるのであった。
【一日目・18時50分/静岡県沖・ロストグラウンド/天候・真夏日】
【金糸雀@ローゼンメイデン】
【状態】健康、ピートと契約、喜び
【装備】バイオリン@ローゼンメイデン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ピートと共に主催者を倒す
1:変態じゃない仲間を集める
2:姉妹が心配
3:翠星石達を追いかけ合流する
4:まともな人に会えて嬉しい
【ピート(主人公)@初代牧場物語】
【状態】健康、金糸雀と契約、喜び
【装備】デデデ大王のハンマー@星のカービィ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:金糸雀と共に主催者を倒す
1:変態じゃない仲間を集める
2:まともな人に会えて嬉しい
【両儀式@空の境界】
【状態】疲労(小)、薄着
【装備】ナイフ
【道具】支給品一式
【思考】
1:金糸雀達と行動する
2:放送で自分の名が呼ばれたことに疑問
3:幹也……鮮花……
4:7期世界に興味
5:一方通行を警戒
※死んだ式とは別人なので七期とは何の関係もありません
最終更新:2011年03月18日 00:27