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東京都のとある公園。
殺し合いが起きていなければ、子供達で賑う筈であったこの地に居た人間は、たったの一人。
正確に言えば――「生きている人間」は、公園の真ん中で立ち尽くす女性一人しか居なかった。
彼女の周りに散らばるのは、血液や肉塊といった人間を構成するパーツ。
つまり、女の周囲には死体が転がっていたのだ。
誰が加害者であるかは、言わずとも理解できるだろう。

虐殺の犯人は――嗤っていた。
口が張り裂けんばかりに、ケタケタと嗤い続けた。
もしそれを正常な人間が目撃していたのならば、
即座に彼女を異常者と認識し、脱兎のごとく逃げ出していただろう。
それほどに今の彼女は歪んでいたのだ。

彼女を――「MEIKO」をいわゆる「姉御肌」だと見なしている者は少なくはない。
近所の人々は勿論のこと、家族のほとんどもそれが彼女の性格なのだと思っていた。
しかし、真実は真逆で――MEIKOは「姉」なんて柄ではないのである。
ただ「他の兄弟より早く生まれてきた」という理由だけで、
彼女は姉という立ち位置を演じなければならなかったのだ。
MEIKOは自身より後に生まれてきた家族を酷く軽蔑した。
「姉」に責任を押し付ける彼女らに抱いた嫌悪感は、凄まじいものだろう。
女を性欲を解消する道具としか思っていない愚弟に至っては、本気で殺そうと数日前から考えていた程だ。
何が悲しくてあんな出来そこない共を育てなくてはならないのか。
吐き出す宛も無い憎悪は、MEIKOの心に蓄積され続けていった。

そんな彼女にとって、「バトルロワイアル」はまたとない好機であった。
合法的に人を殺せるのだ。
今なら家族への復讐も、胸中で渦巻く怒りの放出も容易く行える。
帝愛グループが何故このような殺戮行為を始めたかを知る由はない。
だが、どうでもいいではないか、そんな細かい事など。
自分はこの殺戮ゲームを楽しむだけだ。
心ゆくまで、鮮血で身を真っ赤に染めようではないか。

彼女に支給されたアイテムは、かつて憎しみに囚われていた男の所持物。
これを用いて、彼女は今回の虐殺劇を巻き起こした。
復讐の為に生まれ、復讐の為に使役される筈だった道具。
再び復讐鬼の手に渡った血塗れのそれは、街頭の光を浴びて鈍く輝いていた。
それはまるで、彼女の内で燃える憤怒の業火の様で――。




――――――――――『ACCEL』!――――――――――




【一日目・00時20分/日本・東京都】

【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康、「仮面ライダーアクセル」に変身中、最高に『ハイ!』ってヤツだ!
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW、エンジンブレード@仮面ライダーW
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ストレス発散
 1:出来損ないの家族共は見つけ次第殺す
 2:幸せそうな奴は惨殺してやる

野比玉子ドラえもん 死亡】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡】
【クマ吉@ギャグ漫画日和 死亡】
死因:エンジンブレードで斬殺
最終更新:2011年08月17日 01:22