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あのチャイムが響き渡る……三回目の放送が始まる。
今回も放送は文人が取り仕切っていた。

『……また会ったね、主催進行の七原文人
今回は誠に残念なお知らせがある、この度帝愛グループ会長……
兵藤和尊氏が先ほど、お亡くなりになられました。
不慮の事故でしたが、まことに哀悼を申し上げます……

では3回目の死者の発表を開始するよ、今回から参加者じゃない民間人だったりモブだったり野比玉子症候群感染者も
博愛するのでそのつもりで。
正直に言うと面倒なんだよね。

亞北ネル、松岡勝治、森あい、ナージャ・アップルフィード、柊蓮司、ジョセフ・ジョースター、鎮目弦馬
アクセロリータ(一方通行)、カトレア、志葉丈瑠、アダム・ブレイド、島原輝紅、ラーガン・ドレイス、
一条輝、倉田明宏、神竜ニアラ、ゼロ、田所、越神竜ニアラ、鏡形而、カズヤ(カズマ)、りゅうちょう(劉鳳)
クロウ・ブルースト、秋山 澪、野原ひろし、ダイスキ=ミヤザワ(宮川大輔)、瀬川おかぷ(瀬川おんぷ)、
ゲーチス、妖怪首おいてけ(島津豊久)、OVER、斎藤、ロイド安藤、零崎人識、鹿目まどか、長門有希
天野雪輝、山田一郎、海馬瀬人、皇帝、はたもんば、たこやきレッド、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク、
姫(リリアーヌ)、ジュラル星人、磯野波平、ヒカリ、朝比奈みくる、インデックス、兵藤和尊、
サラマンダー公威、鏡音レン、やおい、天道琉朱菜、月島秀九郎、サブちゃん、上城睦月、
メガほむ……以上の面々だ。

未確認じゃテラカオス・ドヴァイに2兆以上の命が奪われたそうだが君らは大丈夫かな?
それと今回の禁止エリアだが誠に申し訳ないが日本全土を指定する。
日本から離脱した熊岡は除外するがそれ以外は全て完全に禁止エリアとさせてもらうよ。
それと宇宙でテラカオス・ドヴァイという災厄が生まれてね、早く倒さないと数日で宇宙が滅ぶよ。
どうしても嫌だ?
残念だね、それならこれから3時間ごとに参加者の首輪をランダムで強制爆破するからね。
主に非戦闘員やそれに近い参加者が1~3名ほど優先的に対象に選ばれるから気をつけて欲しい。
ああ、この放送後に参加者を一回以上殺せば免除するから大丈夫……
でも助かりたくて野比玉子症候群虐殺しても無駄だからね。
宇宙のテラカオス・ドヴァイの存在がなくなるまでこの処置を続けるつもりなので
本当の意味で倒さないと君ら死ぬよ?死にたくなければテラカオス打倒と
早く殺し合いに参加するんだ。
もしも倒しに行かなかったら次の放送じゃ爆破対象を4人にするよ?
宇宙に行く旅の扉は地球各地で設置したから自由に使いたまえ。

以上、3回目の放送を終わるよ』

文人は放送を終えると敏夫の方を振り返った。

「これで満足したかな?僕は23時に放送したかったんだけどね」
「俺の我侭をほとんど飲んでくれたことは感謝するよ」
「僕も兵藤が死亡したのは驚きだったけどね」
「あの人のテコ入れだろう、これで名実と共に帝愛の実権は文人……お前の物だ」
「よしてくれ、この組織は帝愛じゃない」
「そうだったな……」

今回の熊岡を除く日本全土禁止エリアを提案したのは敏夫だった。
これで参加者は世界各国に散り散りとなり特に過疎がひどい欧州とアフリカ方面にも集まるだろう。
同時に日本を拠点にしていたレジスタンスも発見しやすくはなる。
何よりもこれでようやくテラカオス打倒を決めたリュウセイを宇宙に上げる準備も整ったわけである。
テラカオス対策のテコ入れについてはアンゼロットの案だったが。

「もう1つの要望どおりに彼を主催本部に呼び出して査問会に掛け、もう一人の内通者も拘束させるよ」
「早くそうしてくれるとありがたいんだがな」
「しかし、先生のおかげだ、まさかこちらに裏切り者がいたとは」

放送を終えた文人は敏夫に言った。
主催側に関しては主要幹部、ジョーカー参加者ともども裏切り者が出ないように
きっちり固めたはずだったと文人も驚きを隠せなかった。
月島の犠牲もあって主催側メンバーの謀反についてはこの段階で露見した。

「ジョーカーとして参加したあの男と共謀して松岡勝治を復活させた奴が幹部の中にいるはずだ」

敏夫の思惑通りだった。
月島を動かしてリュウセイ一行に接触させたところ見事に内通者の1人は尻尾を出してくれたのだからだ。
全て敏夫の計画通りである。

「誰だと思うんだい?」
「少なくともあんたとアンゼロットとノーベンバーはシロだ、それははっきりと言う」
「という事は世界中に散った幹部クラス辺りかな?」

今も世界中では反乱が起きないように密かに幹部クラスが包囲網を形成中だった。

「ありえるな、一度意思確認は必要だな」
「彼の査問会には君だけじゃなく僕も立ち会うよ」
「復活した松岡勝治の処分は?」
「査問会終了後、頃合いを見て主催者権限で首輪を強制爆破する」

リスクなしの不正での復活は許されない、内通者による介入なら尚のこと。
ギャグキャラ化しているニアラ様さえ弱体化させられて復活しているのだ。
ゲームにおける不正行為はもっとも恥ずべき行いであり重大な罪である。
それが現在のゲームマスターの文人の見解だった。

「それも無理だったら再生できないようにザビーネ・シャルと数名のジョーカー参加者に処理させるよ」
「分かった……松岡勝治の処分はそれでいいだろう」
「後、これだけは確認しておくよ」
「なんだ?」

文人は敏夫に近づく。

「あくまで参加者にとってラスボスはテラカオスじゃなく僕ら主催だ……あの人もそれを望むだろう」
「もちろん、俺も兵藤和尊みたいにはなりたくはないからな」
「おっと、失礼」

近づきすぎるんでそっと手で文人を押す敏夫。

「近いうちにテラカオス・ドヴァイについても内通者も確実に決着はつけるよ」

それを聞いて敏夫は安堵の顔で退室した。

「最悪の場合、精鋭部隊『執行者』の投入も考えなきゃならないね」

文人は通信を開いた。

「シドニー・マンソン……君は至急本部へ出頭するように……話があると」

文人は1人の参加者に召集要請をかけた。
おそらくこの主催側の命令にはマンソンも逆らえないだろう。
この査問で何故マンソンが反逆に走ったか問いただすつもりだ。

獅子身中の虫の存在は実に厄介である。
敏夫はマンソンの他にもう1人いるといっていたがまだいる可能性が高い。
だったら虫は早いうちに殺虫したほうがいい、文人のやり方は決まっていた。

【一日目・22時00分/???・主催者本部】

【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営しつつテラカオス・ドヴァイを倒す
2:査問会を開いてマンソンを問いただす
※主催側です。

【尾崎敏夫@屍鬼】
【思考】
1:バトルロワイアルを運営しつつテラカオス・ドヴァイを倒す
2:査問会を開いてマンソンを問いただす
3:内通者の調査を続ける
※主催側です。
最終更新:2012年02月02日 02:15