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「ぐぬぬ……」

似合わぬうめき声をあげながら頭を抱え込んで悩むのは、七原文人
ノーベンバー11の活躍により、胃が少し楽になった彼だったが、今度は頭痛その他が止まらないのだ。
彼がペラペラと捲っている書類は、主催幹部しか閲覧不可のもの。
参加者に潜り込ませたこちら側の者……所謂ジョーカーのリストだ。





そのリストが、やば過ぎる。
赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤!
赤のバツ印は死亡を意味するが、とにかく書類が赤い!
全部を確認したわけではないが、なんとまともに機能しているのは初音ミクのみである。
木下秀吉は、カニ怪人の仕業じゃ!カニ怪人の仕業じゃ!としか喋らなくなったのでアウト。
精鋭である執行者も散々な有様で、
IS組は何があったか全員ヒャッハーと叫ぶと任務を聞かずに勝手に出撃。
世界名作劇場軍団は、殺害対象に全員返り討ちにされた。
国語教科書登場軍団も似たようなもので、煩いというだけで通りすがりに一網打尽に。
ゴミ処理係は期待してたのになんかいつの間にか死んでいた。
あれだけいたリビングデッドも、レジスタンス戦で使いきった。
呼び戻した幹部、マユリと一部リビングデッドに至っては、謎の一般人にコキャられる始末。

「はぁ~……」

そう、主催陣営は、地味に深刻に人手不足だったのだ。

「あの馬鹿両手、何故黒服を皆殺しにしたんだ……!戦闘員は皆イーッ!しか言わないから意志疎通ができないんだぞ!」

ダムッ!と机を叩く文人。
実は雑用係も、黒服の方がよく働いてくれていたのだ。
黒服が始末されてから知ったことだが、どうやら彼らは鏡音レンに襲われるアンゼロットのビデオを見たり
執行者の女性陣を各人で順番に使用したりすることによって常に体力とやる気はMAX。
人数が減ったことを気にしなくても済むくらいよく働いていたらしい。
そのやる気の元がちょっといやらしいのは、KLウイルスにやられた同胞の影響だろうか?

「……っ!」

この時……!文人閃く……!圧倒的……!天の……いや悪魔的発想……!




「そうだ!なんでこんな簡単なことに気がつかなかったんだ僕は……!
戦力を増やすなんて……!僕の手にかかれば一瞬、そして大量に集められるじゃないか……!」

よほど素晴らしい閃きだったのか、文人は椅子から立ち上がるとぐるぐる回転し始めた。
現在主催陣営を悩ませている、深刻な人手不足。
それをあっという間に解決する方法を思いついたらしい。

「僕のこの美貌!色気!テクニック!これで堕ちない女性がいるわけないじゃないか!
あの初音ミクもコロリ!なら弱音ハクもコロリだ!彼女なら執行者数十人分の即戦力!
ウザイ連合の霧雨魔理沙も!DCのカミツレも同じく!……ぷにえは別にいいな。
あぁそうだ、丁度いい。前々から狙ってたし、アンゼロットも堕としてこちらに復帰させよう!
あの忌々しい鏡音レンの腐れペニよりも僕の方が優れていることを証明してあげよう!」

はっはっはと、久々に上機嫌になりながら、文人は私室を後にし、会場へと向かうのであった。

二日目・20時00分/???・主催本部】
【七原文人@BLOOD-C】
【状態】胃が痛い(少し収まってきた)、希望、上機嫌
【装備】不明
【道具】不明
1:バトルロワイアルを運営する
2:身分を隠したうえで会場に向かい、強い女性参加者達を堕として手駒にする
3:ノーベンバー11とリンリンに感謝
4:人員の早期確保
最終更新:2012年02月21日 16:15