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 ルクセンブルクの郊外。
 二人の男が殴り合いをしていた。
 その傍らには何人かの遺体が転がっている。
 その戦いはもう終焉を迎えようとしていた。

「……うおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!
 コォクスクリュゥゥ式ィィィッ!! アァァァンッ!! 拳(パンチ)ッッ!!!」

 アンパン顔の男の黴菌顔の男の腹部を殴る。
 黴菌顔の男の口から血が飛び出してくる。

「馬鹿な……お前は正義の味方なんじゃ……何故殺し合いに乗った!!」
「……二郎だ、僕は二郎が食べたいだけなんだ」
「何、貴様は俺様と同じジロリアン十二神将の一人だった筈だっただろ!!」
「関係ないさ……僕は二郎を食うだけだ、どんな犠牲を払ってでもな!」

 アンパン顔の男の手には二郎の丼があった。
 中身は『全盛り』の二郎である。先程とある少女達が持っていた二郎だ。
 それをアンパン顔の男が適当に殺して奪ったのだ。
 その光景を見て、黴菌顔の男はマジ切れしたのだが、駄目だった。

「やめろ! それ以上食ったら、お前の餡子と二郎のカネシが化学反応を起こして爆発するぞ!?
 ジャムの親父さんも……二郎は一日二回までにしておけって言っていただろ!!」
「いい台詞だ、感動的だな……だが、無意味だ」
「うっ!」

 再び腹パン(コークスクリュー)が決まる。
 黴菌顔の男は再び吐血し、もう二度と動かなくなった。

「……頂きます」

 そして、アンパン顔の男が二郎に口を付けた瞬間だった。

 ――――凄まじいまでの爆発音と閃光が辺りを包み込んだ。

 本当に爆発したのだ。
 そして、ルクセンブルクはアンパンの炎に包まれた。
 黴菌顔の男は嘘など言っていなかったのだ。
 共に高みを目指す宿敵(とも)として、アンパン顔の男を止めたかった。
 だが、ご覧の有様だよ!!

二日目・21時00分/ルクセンブルク】
【アンパンマン@それいけ!アンパンマン 死亡】※ジロリアン十二神将の一人でした。
死因:ジャムおじさんの陰謀
【バイキンマン@それいけ!アンパンマン 死亡】※ジロリアン十二神将の一人でした。
死因:コークスクリュー式アンパンチ
【黒神めだか@めだかボックス 死亡】
死因:デンプシーロール式アンパンチ
【人吉善吉@めだかボックス 死亡】
死因:アンパンマンの膝によるアンパンチ
【不知火半袖@めだかボックス 死亡】
死因:アンパンチ・零
最終更新:2012年02月24日 02:44