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「何も無いわね……やっぱり自分の勘の方が頼りになるわね……」

 スイスのレジスタンス基地。
 メダジャリバーを片手にそこを探索する腋を曝け出した少女が一人。
 レジスタンスであった弱音ハクが居る可能性が高いと聞かされた。
 しかし、見たところによると誰も居なかった。

 そんな中、奥で一人、アイスを食べている男を発見した。

「んっ……確かアンタは二郎に並んでたアイス馬鹿?」
「お前は確か世界一位の……」
「……アンタ、こんなところで何してんのよ?」
「見てわからないのか? アイスを食べている」
「………………」

 アンクは上機嫌だった。
 ここで大量のアイスを発見したのだ。
 ついでにドクター真木ィが持っていたロストアンクのコアメダルを回収したのだ。
 さらには何故かここにあったコアメダルを回収したのであった。

「お前こそなんでこんな所に? 二郎とやらは食えたのか?」
「………店が潰されてそれどころじゃないわよ………」
「……そうか……だが、これだけは言っておく『俺のアイスは絶対にやらん』
 欲しいなら、セルメダルをよこせ」
「いらない、でも二郎のカネシ味があればくれ」
「……あったぞ、二郎のカネシ味のアイスだ。
 ……欲しいならセルメダル一枚と言ったところだな」
「………いいわ」

 一本のアイスと一枚のセルメダルを交換した。
 袋からアイスを取り出して、食べる。

「……不味い」
「だろうよ」

 率直な感想はそれだけだった。
 アンクは最初からそれが分かっていた。

「そういえば、魂魄妖夢って奴をお前は知っているか?」
「一応、知り合いだけど……なんか用でもあるの?」
「セルメダル二枚だ」
「はい」
「実はな……」

 アンクは昨日起こったことを話す。
 スイスで起こったこと、レジスタンス基地で起こったこと。
 通りすがりの謎の男にタイガーオルフェノクと間違えられたことなどなど。

「……それとここで面白いものを発見した」
「何よ?」
「セルメダル三枚」
「はいよ」
「……レジスタンスの連中のリーダー代行している奴がコイツだ」

 アンクが適当に弄ったコンピュータに映りだされたのは霊夢がよく知る奴だった。

「なんで……紫が……」

 霊夢は考える。
 自分が知っている紫はそんな素振りなど、此間まで一切していなかった。
 よくよく考えれば魔理沙も幽々子もそんな素振りはなかった。

 ここで一つの可能性を考える。

(仁王やハクがいた世界が違うように別世界の幻想郷があるの……?)

 所謂、パラレルワールド的な考え方である。
 自分の知る彼女たちが『極めて近く、限りなく遠い世界』から来たのではないか?
 その逆パターンもありうる。自分出向いたのではないか?
 将又、これはとんでもなく大がかりなドッキリなのではないか?
 ………考えても考えても答えは出ないので霊夢は考えるの止めた。

「さて、私は行くとしましょうか」
「そうか、ならセルメダル5枚だ」
「はい……って、誰がやるかぁぁぁ!!」
「……ちっ」

 そして、霊夢はスイスから飛び立った。

「……次はアンコ味のアイスか」

 アンクは一人、静かにアイスを食べ続けた。

「アイスを食べるときは、誰にも邪魔されず自由で……なんというか救われてなきゃならねぇんだ」


三日目・8時30分/スイス】
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】バグラモン達に対する少々の疑心
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
0:紫か……
1:ハクと魔理沙は殺す
2:二郎のラーメンを食べるために何かする。
3:とりあえず、主催者と異変を起こした奴をぶっ殺す。
4:ハク……魔理沙……許さない……
※ハクが知る限りのレジスタンスの情報を知りました。
※知り合いが自分の知っているの者とは別人である可能性があると思っています。

【アンク@仮面ライダーオーズ】
【状態】完全復活前(タカ×2、クジャク×3、コンドル×3)
【装備】アイス×∞
【道具】基本支給品一式、不明支給品、セルメダル×???
    コアメダル(ライオン×2、トラ×1、チーター×3、サイ×2、ゾウ×1、ゴリラ×1、
          シャチ×1、ウナギ×1、タコ×1、コブラ×1、カメ×1、ワニ×1
          プテラ×2.トリケラ×2、ティラノ×1、イマジン×1、ショッカー×1
          スーパータカ×1、スーパートラ×1、スーパーバッタ×1)
【思考】基本:アイスを食べる
0:さて、どうしようか? とりあえずアイスを食べよう。
1:完全復活を目指す
2:他のグリードから自分のコアメダルを上手く奪う
3:この殺し合い……まさか、鴻上の仕業かと思ったがアンゼロットて奴の仕業だったのか……
最終更新:2012年03月17日 17:30