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「私の台詞が無いではないか……」
「黒神さん、今喋ってますよ!」
「何、本当か!?」

 天パーの少年が少女に助言する。
 一人は松風天馬。もう一人は黒神めだか。
 一応、原典では二人とも主人公である……が、このロワにおいては扱いが悪い。

 まずは天馬少年。
 イナズマイレブンGOの主人公である。
 だが、4411話『そろそろ主役勢も出るよ』において出たのは前作の主人公の円堂である。
 他にもイナズマイレブンGOで出てくるのは大人勢ばかりである。
 そして、今の今になっての彼の初登場である……これはまだマシな方である。

 問題はもう一人の方である。

 めだかちゃんの方だ。
 ほんの数行前まで彼女にはカオスロワ内において台詞が一言も無かった。
 同作品の球磨川禊や安心院なじむは登場して直ぐに主要キャラ紹介にも載った。
 さらに彼らはピンチになっても生き残る。死んでも生き返る。
 けれど、めだかちゃんは『適当に殺された』と地の文で書かれる始末である。
 ズガン要員になりそうな勢いである。
(なお、ルクセンブルクで死んだのは前期から出典のめだかちゃんである。
 今回の話に出ているのめだかちゃんとは別人である)

 この差は一体、何なんだろうね?
 しかし、これらのことがあっても彼らはゲームに乗る気は起きなかった。
 逆恨みしても反感を買うだけであるからだ。
 逆に対主催にもなる気がなくなっていた。今更感を感じたから。
 そして、対主催の主人公になろうとすると死亡率や発狂率がグンとウナギ上りすると風の噂で聞いたからだ。

 彼らが欲しいのは純粋な出番。
 活躍しなくてもいい、空気キャラでもいいから繋がれたい。

「大丈夫なんとかなりますって!!」
「当たり前だ!」

 まあ、今の彼らは別の意味で繋がってたんですけどね。

「……なるほど、ONE×SYOTAじゃねーの!」

 ちなみにここはハンター試験会場である。
 一次試験のゴール付近で跡部様はそれを見ていた。
 二人から見つからない、絶対死角からその二人の行為を見ていた。

「やっと着いたか……ギリギリだったな」
「そうだな」

 そして、今まさに最後の受験者・シグナムとライダーが到着した。

「お前、今まで何してたんだ? あーん?」
「実はな……」


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「二次試験くらいまで大人しくしてようかとも思ったけど……
 一次試験があまりにも微温いんでさ、選考作業を手伝ってやろうと思ってね」

 ……手に持った無数のナイフをジャグリングのように操るメイド。
 この間にも数人殺されたが、説明すんのが、めんどくさい。
 でも、【○○○@××× 死亡確認】って書かなければ、死亡カウントされないからね
 ああ、遅くなったがシグナムだ。

「判定? くくく馬鹿め。
 この霧だぜ、一度試験官とはぐれたら最後…
 どこに向かったか分からない本隊を見つけ出すなんて不可能だ!!
 つまりお前もオレ達も取り残された不合格者なんだ!!」

 ……迂闊だった。
 剣なんて拾ってなかったらこんなことにはならなかっただろうね。
 これもアンゼロッテの仕業……なんだろうかねぇ……

「失礼ね」
「お」
「貴方と私を一緒にしないでよ。
 冥土の土産に覚えておきなさい……奇術師には不可能はないのよ」

 ……これは冥土とメイドを掛けた高度なギャグなのか?
 そして、その言葉に怒り狂ったモブ受験者達がメイドを取り囲む
 さて、私は後ろに待機だ。

「殺人狂め……!
 貴様などハンターになる資格なんてねーぜ!」
「2度と試験を受けられないようにしてやる……!」

 すごいテンプレ的なかませな台詞だ。
 ……終わったな、モブ達。

「そうねぇ……
 貴方達、まとめてこれ一本で十分ね」
「「「「ほざけェエ――――――!!」」」」

  ビヒュッ ザシュッ

    ビビッ  ザシュッ シュバ

   \ぐあっ…/

      ビ  ザシュ  ビッ




     ┌┐  口口                _
    ││                   < \         ┌┐
    │└──┐  ┌──────┐ \_>        | |
    │┌──┘  └──────┘     / >   .| |
    ││                   __/ /   ..└┘
    └┘                   |__/      口


「貴方達全員不合格だわ」


 ああ……案の定だった。

「残りは……貴方一人だけね」
「……え」

 やべぇ……レオリオもクラピカもいない。
 むしろ、ここでゴンさんが来れば……駄目だ来る気配がないね。
 でも、球磨川もブロリーも生き返ったし、ワンチャンが……諦めよう。
 しゃーない、自分で戦……駄目だ、働きたくない!!
 ……所謂、王手状態だ。『詰んだ』じゃないからまだ何とかなる。

 しかし、あのメイド、絶対念能力者だ。
 きっと時間を操るタイプの奴だ。

 その時だったか……!



「AAALaLaLaie!!」
「!?」


 親方! 後ろから征服王が!!
 戦車に乗ってやってきた!! 
 ここで言う、戦車は「神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)」じゃない。
 アカツキ電光戦記に出てくるような電光戦車でもない。普通の戦車だ。
 ……いや、普通の戦車って言い方もなんかおかしい。
 多分、メタルマックス出典の戦車だ。
 その戦車にかがみんが轢かれたようだ。

【嘉神慎之介@月華の剣士 死亡確認】

 まぁ、かがみんと言ってもこっちのかがみんなんだけどね。


「我が名は征服王イスカンダル!!
 先程の戦い、実に見事だった……そこの騎士も含めて……。 
 どうだ、我が軍門に下らないか?」

 そのデッカイおっさんの言葉で気付いたが、無意識の内にレヴァンティンを握っていたようだ。
 ……どうやら、私は完璧なニートにはなれないようだ。
 それと誘われたが……軍門に下れてってことは働かないといけないじゃん。
 断ろう。 

「「断る!!」」

 ……メイドと同時に声を発してしまったようだ。

「そうか」
「……まぁいいわ、貴方達は合格ね。
 ……さて、そろそろ、試験官が着く頃ね、じゃあね」

 そういうと、メイドは時間を止めて、試験者たちが向かった方向に行った。
 ……私も止まった『世界』に入門したのかな。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


 と、まあそんな感じで今に至る。
 戦車で送ってもらったよ。
 んで、ここいらで跡部様はあることに気付いた。

「……なるほど、アレクサンドロス3世じゃねーの!」

 跡部様はデッカイおっさんの正体を見抜いた。
 流石、跡部様。得意教科が全てなだけはある……博識だ。

 さて、そろそろ二次試験かな。
 残りは50人ちょい……って、どんだけ殺したんだあのメイド……。 

三日目・11時00分/ハンター試験会場】


【シグナム@リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康 半ニート
【装備】レヴァンティン、カブトボーグ(名称不明)、ナンバープレート
【道具】支給品一式
【思考】基本:ニートライフの為にハンターライセンスを手に入れ売る
1:いざとなったら、跡部様に養ってもらう
2:邪魔者は蹴散らす
3:働いたら負けだったんだがな……
※今までとは別人ですが記憶を受け継いでいます

【跡部景吾@新テニスの王子様】
【状態】健康、ディケイゴ
【装備】テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、携帯電話、ナンバープレート
【道具】支給品一式、ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド
【思考】
基本:バトロワを潰す
1:主催者の真田は倒す
2:一先ず、シグナムと一緒にハンター試験を受ける
3:樺地を探す


【十六夜咲夜@東方Project】
【状態】健康 
【装備】ナイフ×∞、ナンバープレート
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】
基本:ハンター試験を受ける


【ライダー@Fate/Zero】
【状態】健康
【装備】ナンバープレート、戦車@メタルマックス2
【道具】支給品一式、不明
【思考】基本:バトルロワイアルで優勝する。
1:ハンター試験会場にて有望な強者がいたら部下に勧誘する

【黒神めだか@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】ナンバープレート
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】基本:対主催もマーダーもする気はない
1:天馬少年と行動する
2:ハンター試験を受ける
※死んだのとは別人です。

【松風天馬@イナズマイレブンGO】
【状態】健康
【装備】ナンバープレート
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】基本:なんとかなるさ!
1:黒神さんと行動する
2;ハンター試験を受ける
最終更新:2012年04月10日 11:48