「くそ、どうなってんだよ一体……!」
息を切らしながら、金髪の少年が物陰へと身を隠す。
彼の名は鏡音レン。
真面目が服を着て歩いているとまで称される程の男だった。
そんな彼の今の悩みは3つある。
1つ、バトルロワイアルを勝ち残らなければいけなくなってしまったこと。
1つ、最近よく自分が女性を手当たりしだいに食い散らかしている夢を見ること。
そして……
「みつけたぞ!」
「くそっ!」
「なあ頼むよ! 二股かけても刺されたりniceな展開にならない方法を教えてくれよ!」
「知るかよそんなこと! というか、なんでそれを俺に聞くんだよ!?」
「君を一目見た瞬間に直感したんだ! 君の教えを受ければ、二股どころか十股でも許される男になれるって!」
最後の悩み。バトルロワイアル開始直後から、変な男に変な理由で追いかけまわされていること。
勿論レンは男とは初対面であり、男が聞きたがっている邪な方法も知らない。
そもそもレンは女性との付き合いなど全くしたことがなく、興味も微塵もなかった。
あえて言うならば、歌が恋人だった。
「みつけたぞ!」
「増援!?」
「全身から迸る覇者と捕食者のオーラ……そうか君が伝説の聖王、いや性王……!」
「何言ってんだあんた!?」
「性王よ、どうか僕に、全女性ユニットと支援A関係になる方法を教えて頂きたい!」
「あんたもあいつと同類か! くそっ!」
新たな男の出現に、レンはたまらずに逃げ出す。
朱と交わればなんとやら、馬鹿や変態と共にいて自分にそれがうつるのは御免だ。
妹から慕われ、兄と姉からも褒めちぎられ、世間からの評判も上々……14年間積み上げてきた自分の価値観を壊されてたまるものか。
「むむ! そこの君、凄い眠れる才能を持っているな! そう……性犯罪者の才能を!」
「お、なかなか見所のありそうな奴がいるな。禁欲など無意味、強くなりたくば喰らえ!」
「ホモォ……!」
「うわあああああああああああ! 俺が、俺が何をしたって言うんだよおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
しかし願い空しく次々と増える追跡者達。
少年は一人、涙を流しながら駆け出した。
【一日目・0時15分/日本・池袋】
【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】困惑、全力逃走
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:生き延びて家族と再会する
0:追跡者から逃げる
※過去とは別人です
【
伊藤誠@School Days】
【状態】健康、二股中
【装備】なし
【道具】支給品一式 いいボート
【思考】
基本:交際問題で死にたくない
0:レンを追う
【ロイ@FE封印の剣】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:女性と支援A関係になる
0:レンを追う
【太田光@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:参加者の眠れる才能を開花させる
0:レンを追う
【
範馬勇次郎@範馬刃牙】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本:とりあえずまずレンの禁欲思考を叩き潰す
0:レンを追う
【┌(┌^o^)┐ホモォ…@現実?】
【状態】ホモォ…!
【装備】ホモォ…
【道具】ホモォ…
【思考】
基本:ホモクレェ…(このロワで
KAITO×レンを実現させる)
0:ホモォ…(レンを追う)
最終更新:2012年07月23日 00:26