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ここは京都府。西本願寺をバックに幾人かの影が集結していた。
そして寺へと向かう影がまた一人。こうして影の数は十となった。
元いた影のうちの一人が口を開く。

「遅いぞ衝撃の。貴様で最後だ」
「すまん、最初に飛ばされたのが北の地だった故に遅れてしもうたわ」

眼帯をした『衝撃』と呼ばれた男は謝罪を述べつつ葉巻を銜える。
男の名前は衝撃のアルベルト。衝撃波を操る衝撃的な男である。
アルベルトに苦言を呈したのはアジアンチックな服装をした男。
彼は眩惑のセルバンテス。彼は物質を溶解させる力を持つが、彼の真骨頂は名のとおり幻術である。
噂によると平行世界を行き来することもできるらしい…。

「まぁ、こうして揃ったのだ。そこまででよかろう」
「うむ、激動のじいさまの言うとおり」
「なんせ状況が状況だ。我々とて集合が9時間かかるのもしょうがあるまい」

セルバンテスを諌める老人は超能力者、激動のカワラザキ。
カワラザキに便j…同調する男はテレパシー能力によりあらゆる蟲を操る暮れなずむ幽鬼。
最後に発言した奇天烈な帽子を被りキセルを口にする男は白昼の残月。
白煙を針に変えて打ち出す能力他様々な能力を持つ謎の男だ。

「それにしても本当に特別なことだ。我々十人がこうして集まるとは…」
「……」
「……」

次に口を開いたのは素晴らしきヒィッツカラルド
指を弾くことによりあらゆる物を真っ二つに出来る。女子供にも容赦の無い危険な男である。
沈黙を保っているのは命の鐘の十常寺と直系の怒鬼。
かたやあらゆる生命を操る能力を持つ男。なお、作者は十常寺特有の台詞を再現できる腕がない模様。
かたや無口な連結棍を用いた武術の達人である。

「それよりもはやく本題に入ってほしいものだな。我々を集めたからには何かあるのだろう?樊瑞よ」

本題を急く赤い仮面の男は仮面の忍者赤影ことマスク・ザ・レッド。
忍術を扱う男で、忍者らしく冷酷で汚い忍者である。コワイ!
そしてそんな彼らを集めた人物は混世魔王・樊瑞。
彼らをまとめるリーダー格の男である。
そしてここに集いし住人の影は『十傑集』。表向きは世界制服を企むBF団の幹部で、前述したとおりスパロボもかくやの戦闘力を誇る集団だ。えらくマジで。


「うむ、どこにいるか分からぬ孔明からこのような指令が来た」

樊瑞は懐から折りたたまれた紙を取り出し開く。
そこに書いてあったものとは…?

「我々で野球チームを組み、参加者を駆逐せよ…だと?」
「おのれ孔明…ふざけたことを…!」
「私は構わんがね。ようするに野球で相手チームを真っ二つにすればよいのだろう?」

まさかの指令の内容に苦言を呈するカワラザキと残月。さしもの十傑集達にもざわめきが走る。
もっともヒィッツカラルドは大して気にしてないようだが彼はそういう男だ。
後半は別にかまわないが、問題は前半である。野球チームを組めと。そして文章はそれだけなのである。
策士孔明が何を考えてるのか分からないのは今始まったことではないが、こんなふざけた命令は初めてであった。

「そもそも分からんことが多すぎる…!日本を除いた全ての国の消滅にわけのわからぬ殺し合い…。
他のエージェントはともかく、あの孔明や我らがビックファイア様の行方も知れずじまいではないか。
その状態でこんな指令を出されてもどうにもならんわ…」

樊瑞の言うことに他に十傑集も頷く。
その時、衝撃のアルベルトが一人前に出た。

「ならば樊瑞よ。ワシに単独行動をさせてもらえぬか」
「衝撃の…」
「何、ワシ一人抜けたところで丁度九人。野球をするに支障はあるまい」
「うむ、孔明を探し知ってきていること全てを問いただしてくるがいい。野球の件は我々に任せろ!」
「承知した…われらがビックファイアのために!」

衝撃のアルベルトは一足先にこの場から一瞬にして立ち去った。
残った樊瑞ら九人はアルベルトを見送ると同じく本願寺から颯爽と影のように立ち去った。
そして誰もいなくなった。



【一日目・9時/日本・京都府西本願寺】
【混世魔王・樊瑞@ジャイアントロボ】
【激動のカワラザキ@ジャイアントロボ】
【暮れなずむ幽鬼@ジャイアントロボ】
【白昼の残月@ジャイアントロボ】
【命の鐘の十常寺@ジャイアントロボ】
【眩惑のセルバンテス@ジャイアントロボ】
【素晴らしきヒィッツカラルド@ジャイアントロボ】
【マスク・ザ・レッド@ジャイアントロボ】
【直系の怒鬼@ジャイアントロボ】
【状態】十傑集走り中
【装備】いろいろ
【道具】いろいろ
【思考】
共通思考:野球で参加者を駆逐する
共通思考2:我らがビックファイアのために

【衝撃のアルベルト@ジャイアントロボ】
【状態】十傑集走り中
【装備】なし
【道具】支給品一式 、葉巻
【思考】
基本:単独行動する
1:カオスロワについていろいろと探る
2:孔明を探し、知っていることについて問いただす
3:自分から殺しはしないが邪魔な奴には容赦しない
最終更新:2013年07月02日 01:38