「オーロラのかーぜーにーのーて!!」
歌、音楽。
人間が生み出した文化の一つであり、今も数多くの人たちに親しまれ浸透している。
そしてここに音楽を愛する者達が集い対峙していた。。
一人は歌で戦うというコンセプトでありながら
主人公側のとんでもない歌唱力(悪い意味で)で視聴者の度肝を抜いたアニメぴちぴちピッチのなかでも更に郡を抜き、デスボイス、深海のジャイアン等の異名を取るかれん様である。
『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』
もう一方は説明不要、
DMC狂信者。
音楽を愛しながらも殺戮を続ける彼らと、かれん様がぶつかるのは、時間の問題であった。
互いに互いの全身全霊を振り絞った歌唱対決。圧倒的数の暴力の前に彼らは良く健闘したといえるだろう。
しかし、一人。数百近くの暴徒を相手取るには限界があった。
今まで数々の水妖を自慢の歌でねじ伏せたマーメイドプリンセスであろうと、あまりにも数が多すぎる。
『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』
『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』
『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』
『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』『SATSUGAIせよ! SATSUGAIせよ!』
「か、数が多すぎる……」
普段は強気なかれん様だが、流石に今回ばかりはそうでもいられない。
もうチェスや将棋で言うチェックメイトを掛けられてしまっているようなもの。
勝てない……。
「私の歌じゃ……駄目なの……?」
「ぽよ」
その時だった妙なピンクボールが現れたのは。
DMC信者達は新たな生贄が来たと踵を返す。
だがピンクボールは動じずマイクを取り出した。
「ぽ~よ!!」
歌だ。歌を歌い始めたのだ。
この絶望的戦力差にも関わらずピンクボールいや
カービィは歌った。
その目には諦めは無い。自暴自棄になった訳でもない。
ただ歌を愛するものとして、目の前の惨劇を許さない正義の心を賭して声を上げているのだ。
(私は何を諦めてたのかしら……)
かれん様の瞳に再び闘志が宿る。
上げる歌唱、響く歌声。
明らかに押していたDMC信者達の歌声が徐々に霞んでゆく。
「ぽよぽよぽよぽよ!! ぽーよぽよ!!!」
「オーロラのかーぜーにーのーて!!my wish届いてる!!!!」
「ば、馬鹿なこんな歌に……!」「嘘だ……クラウザーさんの曲が、そんな」
「や、やめろおおおおおおおおおおおおお!!!」
一人倒れ二人倒れ三人倒れ。
数百人居たDMC信者は今やたったの一人だけとなった。
「こんな事があああああああああああああああ!!!!」
「ラブシャワーピッチ! アンコールはいかが?」
問いに答える事も無く最後の信者が倒れた。
無論、死んではいない。歌で人が死ぬなんて、そんなオカルトあり得ません。
「勝ったのね……私達……」
「ぽよ」
「行きましょう。他にもこんな奴らが居るなら、止めなくちゃいけないわ」
「ぽよ」
ここに新たに歌で結ばれたコンビが結成した。
【カービィ@星のカービィ】
【状態】健康
【装備】マイク
【道具】支給品一式
【思考】基本:歌う
1:DMC信者を止める
※今までとは別人です
【かれん@マーメイドメロディーぴちぴちピッチ】
【状態】健康
【装備】パープル真珠
【道具】支給品一式
【思考】基本:歌う
1:DMC信者を止める
「うるせええええええ!!!」
その頃、気絶したDMC信者を皆殺しにした男が居た。
彼の名は佐村河内守、有名な作曲家だった男だ。
DMC信者とカービィ、かれん様の対決の際、彼は近くでその大合戦を聞いていた為、イライラしていた。
「声聞こえてるじゃねえか!」
「やかましい!!」
突っ込みに来た上田晋也を佐村河内は手刀で殺す。
そう彼は耳が聞こえないと偽っていたが、その実普通に聴力があったのだ。
彼は憎んでいた。ともかく音楽を憎んでいた。
DMC信者も、そうでない歌を振りまく連中も全て。
「殺そう……全て殺して再び音楽界に復活してやる」
佐村河内は歩みだす。
自らの野望と復讐の為。
【二日目・00時10分/長野県】
【佐村河内守@現実?】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:音楽に携わる者全てを抹殺し再び自分が音楽界に舞い戻る。
1:DMC辺りから血祭りに上げる。
【DMC狂信者@カオスロワ】死亡
【上田晋也@くりぃむしちゅー】死亡
最終更新:2014年03月03日 02:32