野球で世界を救う……
正確には野球の優勝は古の予言の一節でしかないが、とにかく壮大な目的のために集まったドラゴン達。
しかし問題はまだあった。
「仲間足りねえwwwwww」
「どうするんだホル! 野球は最低9人集まらないと始まらないホル!」
「それに、カオスロワ方式野球なら確実に試合中に死人でるっすからね……予備のメンバーも欲しいっす」
「ナルガとか走るの得意だったんだが、もうやられてるしなぁ……」
そう、メンバーが足りないのだ。
現時点で6人、最低あと3人は必要であり、かつ謎のドラゴン縛りまで発生している。
まず、ある程度の知性を持つドラゴンを集めるのも大変だが、そこからさらに野球をやりそうなメンツを集めるのは至難の業だ。
優勝を目指すためにもまずは早急にチームを作り、ポジションを決め、練習をしなくてはならないというのに。
欲を言えば、からくりドームで死闘を演じたというチームのように必殺の打法やボールも習得したい。
「やはり、都庁に行きましょう。大丈夫です、この私が人間のオチン○に負けることなどありえないのですから。
都庁の竜を強引にでもチームに参加させて、頭数を揃えるのです」
「だから無理だってwwwwwむしろソウルセイバーリタイアで人数減るwwwwww」
「何度言えばわかるのです! 私は人間のオチ○ポには負けません! オ○ンポに負けるような竜はただの○○です!」
「だwwwかwwwらwww連呼すんなやwwwww純粋に力比べでも勝てねえって言ってるんだよwwwww」
「……仕方ない、こうなったらあれだ。【ドラゴンネットワーク】に頼るしかないな!」
そう言うとオシリスは、謎の神パワー的な何かで近隣のドラゴンのみを対象に呼びかけを行った。
【野球を知る者よ来たれ!】と。
なお念のため、都庁やDMC所属のドラゴンには届かない様にピンポイントでブロックしておいた。
オシリスの天空竜……ロリコンだからといって、雑魚というわけではないのである。
というか、腐っても神の一柱だよ。忘れちゃいけない。
するとその時、不思議なことが起こった!
「フハハハハ! ワレを呼ぶはキサマらか?
ワレは真竜フォーマルハウト……丁度いい暇ツブシだ。野球とやらにつきあってやろう」
闇夜を切り裂き、虹色の翼を持つドラゴンが舞い降りたのだ。
「うはwwwww本当に来たwwwwww」
「お前とは初対面だな。しかし真竜というと……」
「アアそうだ! あの不甲斐無いニアラの盟友よ! あの馬鹿者、とうとう台詞無しで都庁で討たれおって!
ここはワレが野球で優勝して、真竜の大幅なイメージアップをはからねば……食事も満足にできぬワ!
ちなみにワレは人型形態があってナ……手なのか翼なのかよくわからない部位でバットを持つことが可能ダ!」
「よし採用!」
こうして、7人目の仲間が生まれた。さらに……
「……野球をするのは、貴方達?」
「き、綺麗な子ホル……」
続いて現われたのは、紫色のローブを纏った少女であった。
しかしその佇まいと空気から、彼女もまた竜であることがわかる。
「……私はイドゥン。かつて魔竜とよばれた、神竜族の一人です……参加条件は、満たしていますよね?」
「大丈夫だが、レイアと違って随分大人しそうな奴だなお前。なんで野球やりたいんだ?」
「……私を暗闇から救って下さったロイ様も野球に目覚めたと聞いて。
以前の戦いではフルドーピングしたロイ様に申し訳ないほど情けない姿を晒したので……野球なら同じ土俵で戦えるのではないかと思いました。
……ご安心ください。魔竜石も持っていますし、この姿ならバットもグローブもボールだって扱えます」
「採用ぅ!」
こうして、8人目の仲間が生まれた。さらにさらに……
「へえ……本当に野球をするつもりみたいだねぇ……」
「な、なんですかあなたは! その邪悪さ、きっとさぞかしオ○ンポも真っく「お前もうちょっと黙ってくれない?」
イドゥンと反対方向から、黒いローブを纏った青年が現われた。
こちらも人型ではあるが、全身から凄まじい邪気が溢れているあたりからして人間ではないと判断できる。
「僕は邪竜ギムレー……この姿は器の姿を借りているだけで、本当はお前達よりも遥かに巨大だぞ」
「いや、野球をやるとなるとむしろ小型の方が小回りきくんだが……」
「まあいいだろ。とにかく、この世界の宗教はDMCばっかりで、我がギムレー教の信者がろくにいなくて寂しいのだ。
ここは野球で優勝して、他の選手を敗北の絶望に叩き込みつつ僕の凄さもアピールしようと思ったわけさ。
ああ、器の身体は無駄にハイスペックだから、このまま普通にホームランだって量産してみせるよ?」
「おいキサマ、ワレと微妙に目的かぶってないカ?」
「とりあえず採用っすね!」
こうして9人目の仲間が生まれた。
テッテレー! チーム【
ドラゴンズ】が誕生しました!
「よし、これで最低限必要な9人が集まったぞ」
「さすがオシリスさんwwwwww一瞬で仲間を揃えるとかwwwww」
「イドゥンがロリじゃないのが残念だが、贅沢は言ってられないしな。
欠員に備えて今後も仲間集めたり、応援団も用意しなければならないし、そっちでロリを狙おう」
「まずはチームとして成り立たないと、試合もできず忘れ去られる危険性があるホルからね……」
「それじゃあ、仲間も集まったところで早速練習っすよ!」
「とりあえず新規の三人は実力もみたいし、試しになんかボール投げてくれる? 適当でいいから」
オシリスが大量に持っているボールを、新たなメンバー達に配っていく。
彼らはボールをしばらく見つめて考えた後、適当なビルに向かって思い思いに、投げた。
「魔槍フォーマルハウトボォォォォル!」
「……では、リザイアボール」
「造作もないねぇ、トロンボールッ!」
結果、ビルは炎と闇と雷のボールの直撃により倒壊した。
普通の選手が受けたら間違いなく致命傷になりうるボール。
オシリス達は知らないが、オシリス同様にこの三人も腐っても
ラスボスであり、単純なステータスだけは非常に高いのである。
それぞれどこかしら残念なのだが、野球にはそんなの関係ない。
「予想外にすげえwwwwwwww」
「よし、俺たちも行くぞ!」
こうして、ドラゴンズは正式に野球界への第一歩を踏み出したのであった。
【
二日目・1時00分/日本・神奈川県】
【ドラゴンズ】
【オシリスの天空竜@遊戯王デュエルモンスターズ】
【状態】ロリコン
【装備】バット、グローブ、ボールを多数
【道具】支給品一式
【思考】基本:ロリにモテるためにドラゴンズを優勝させて世界を救う
1:欠員に備えてさらに戦力は集める、ロリもほしい
2:これで練習ができるぜ
3:ポジションどうするか……
【白光炎隼神ホルス@パズドラ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:主人の代わりに都庁を攻略する…はずだった
1:流れでオシリスに着いていく
2:ホルスがうざいホル…
3:ソウルセイバーのおっぱい…
4:キャッチャーやりたくないホル……
【ホルスの黒炎竜Lv8@遊戯王】
【状態】健康、常時魔法無効
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:オシリスの野球に付き合う
1:とりあえずホルスとはどちらが真のホルスかはっきりさせる
2;オシリスに着いていく
3:オオナズチは仲間にすんじゃねぇぞwwwwてか殺すwwww
【ドラゴニック・オーバーロード“The Яe-birth”@ヴァンガード】
【状態】健康、Я状態
【装備】オバロの二丁拳銃、オバロの剣
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンズを優勝させる
1:オシリスに着いて行く
2:都庁軍討伐は後
【ソウルセイバー・ドラゴン@ヴァンガード】
【状態】健康、巨乳
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:世界を救うためにドラゴンズを優勝させる
1:何で野球なんか…
2:人間のオチ○ポには絶対に負けたりしない
3:都庁軍討伐は後
※♀です
【リオレウス@モンスターハンターシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:へたれイメージ払拭のために野球で優勝する
1:オシリスに着いて行く
2:実はレイアと仲直りしたい
【神体フォーマルハウト@セブンスドラゴン2020-Ⅱ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:真竜のイメージアップのために野球で優勝する
1:ドラゴンズの一員としてまずは練習
2:ニアラとは格が違うところを見せる
【イドゥン@ファイアーエムブレム 封印の剣】
【状態】健康、人間形態
【装備】魔竜石、リザイアの書
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:野球で優勝して、過去のふがいない自分と決別する
1:ドラゴンズの一員としてまずは練習
2:ロイ様どこかな……
【ギムレー@ファイアーエムブレム 覚醒】
【状態】健康、人間形態
【装備】トロンの書、鋼の剣、邪竜の鱗
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:野球で優勝して、自分の信者を増やす
1:ドラゴンズの一員としてまずは練習
2:どいつもこいつもDMCなんか信仰しやがって……
※外見はデフォルト設定の銀髪青年です
最終更新:2014年03月06日 01:31