アットウィキロゴ
「カ~カッカッカ~!! 超人にその程度の銃弾が効くと思っているのか!」

六本の腕でオートマトンから放たれる銃弾を防ぐ。
アシュラマンが先陣を切り、後ろにベジータとアタル兄さんが続く。

「この程度の警備でこの俺を止められると思うな!
 地獄めぐりNo.5!! 竜巻地獄!!」

アシュラマンから放たれる竜巻が多くのオートマトンが吹っ飛ぶ。
それはもう『竜巻地獄』の名に恥じない凄まじいまで暴れっぷり。

「福岡ドームが見えたぜ!」
「おい、ソルジャー! このまま突入するのか!??」
「例え罠だったとしても突入するぞ!」
「だったら、俺は絶対にいかんぞ!! ここで待っている!! さっさと行って来い!!」
「……………」

ここでベジータ、強気にヘタレる。
これには流石のアタル兄さんはキレそうになった。
しかし……動いたのは。

「は、離せ、アシュラマン……」
「黙れ、このヘタレ野郎!!」

アシュラマンだった。
笑い顔ながらも怒っている。
そして、ベジータの身体を宙にぶん投げる。
それと同時にアシュラマンも飛び上がり、落下するベジータの足に自身の膝を乗せる。
その際にアシュラマンの膝が変形し、膝の骨でベジータの両足をガッチリとロックした。
そのまま、地面に向かって落ちていく。
これぞ、『阿修羅地獄芸』のひとつ! 『阿修羅稲綱落とし』である!

「貴様は主催者を倒す気はないのか!!!!」
「俺が倒せるわけないだろ!!!!」
「貴様には……足りないのだ!!!!」
「何がだ!!!!」
「とりあえず、この技を黙ってくらえ!!!!
  阿 修 羅 ∞(ムゲンダイ) パ ワ ー !」

地面に当たる直前に体勢が横向きに変わる。
『阿修羅稲綱落とし』は『数字の8の如く』と例えられている技である。
非常にバランスが悪く、ひっくり返れされれば自分に大ダメージを負う。
しかし、この技『阿修羅∞パワー』は体勢を横にすることでバランスがよくなる。
『8』を横にすれば『∞』になるのだ!!


そのまま、二人は福岡ドームの扉を突き破った。
そして、ベジータはセンターのフェンスに突き刺さった。
無限大のパワーなめんなよ!

「こ、これはいかん! フェイスフラッシュ!」

無限大のパワーを食らったベジータは瀕死の重症に陥った。
が、すぐにアタル兄さんのフェイスフラッシュによって回復した。

「アシュラマン、俺様に何が足りないって言うんだ!!」
「貴様に足りないもの……それは『戦うという覚悟』だ!」
「俺様に『覚悟』が足りない……だと……?l
「そうだ!」
「ん? 二人ともあれを見ろ!」
「なんだ、ソルジャー?」

アタルが福岡ドームのモニターを指差す。
そこでは仲間たちが戦っていた。
バッファローマンが、ブロッケンJr.が、ニンジャが、四次元殺法コンビが。
何故か飛竜の戦っている様子はなかった。

バッファローマンがロボットと戦っていた。。
ブロッケンJr.が大勢相手に孤軍奮闘していた。
ニンジャがリング上でドSっぽい女と戦っていた。
四次元殺法コンビがファンシーな服の少女たちと戦っていた。
だが……

「「「ニンジャ―――――ッ!!!」」」

ニンジャが相討ちになった時。
そこですべての映像が止まった。

(あのソルジャーとアシュラマンが泣いてやがる……)

あのいつも厳しいリーダーが涙を流していた。
冷血・冷酷・冷徹な魔界の王子も流していた。
気付けば、ベジータも涙を流していた。
少ない時間とはいえ一緒にいた仲間だったから。

「ニンジャ……お前を失うのは二度目だ……この怒りはあの主催共にくれてやる! カーッカカカ!!」
「ああ、そうだな……行くぞ、アシュラマン、ベジータ」
「(悲しんでいる場合ではないということか……)……ああ」

そして、さらに奥に進んでいき遂に辿り着いた。
福岡ドームの最深部。おそらくここに主催者のあのウォーズマンもどきがいる。
三人は意を決して、扉をこじ開けた。

すると、そこには!

「誰もいないじゃないか!!」
「あのウォーズマンもどきはどこに行きやがった!」
「隠れてないで出てきやがれ!! このサイヤ人の王子ベジータ様が相手になってやる!!」

すでに蛻の殻だった。
行き先の手がかりを探そうにもどこにもない。
その時である。

「奴らなら、東京の方に向かったぜ」
「バッファローマン!」

背後にもう一人超人が立っていた。
二本のロングホーンに威圧感のある巨体。
怒れる猛牛『バッファローマン』である。

「だが、なぜそんなことがわかるんだ?」
「俺がいた熊本県の阿蘇山がさっき東京の方に飛んでいくのを見た。
 恐らく、阿蘇山には何か仕掛けがあったんだろうぜ……九州だってロボになってるんだからな」

その事実を知ったバッファローマンはすぐに知らせるために。
自身の超人強度を0パワーにして光速で移動してきた。
その速度は文字通り光速、途中の障害物を気にせず一直線にここまできたのだ。

「……この状況で主催者が逃げ出す必要があるか?」
「きっと俺様たちに恐れをなしたんだろう!」
「追うか?」
「ああ」
「ブロッケンたちはどうするんだ?」
「……あの黒い奴の瞬間移動で一瞬じゃないのか?」
「いや、あいつら今戦っている……奇襲の必要もないし我々だけでいくぞ」
「お前らも舞空術が出来るのか!?」
「超人が空を飛ぶことができるのは当然だぜ?」
「カ~カッカッカ!ベジータよ、キン肉マンのコミックス読み直して来い!」

そして、彼らは九州ロボのコントロールルームをぶっ壊した後に飛び立った。
目指すは東京。狙うは主催者たち。

「ところでなんでこんな陸地が近いんだ? さっきまで日本海の上だったはずだが?」
「恐らく知らぬ間の移動したのだろう」


【ニ日目・8時30分/日本・富山県上空】
【ベジータ@ドラゴンボール】
【状態】健康、金髪恐怖症、首輪解除
【装備】野球のユニフォーム
【道具】支給品一式、ノートパソコン
【思考】基本:死にたくないので野球をする
1:悪魔将軍様の方が怖い
2:絶対に都庁には近寄りたくないが……
3:移動しつつツイッターはやる
※何度も瀕死状態から回復したので戦闘力が上がりました。

【キン肉アタル@キン肉マン】
【状態】健康、首輪解除
【装備】キン肉マンソルジャーのマスク、野球のユニフォーム、飛竜が書いた地図
【道具】不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
0:超人血盟軍を率いる。
1:飛んでいった阿蘇山を追う。

【アシュラマン@キン肉マン】
【状態】健康、首輪解除
【装備】誰かの腕×6本にミットが5つ
【道具】不明
【思考】
基本:悪魔将軍様に従う
0:最低でも主催者の一人は倒す
1;ところでこの腕は誰の何だ?

【バッファローマン@キン肉マン】
【状態】1000万パワー、ダメージ中、首輪解除
【装備】ロングホーン
【道具】不明
【思考】
基本:悪魔将軍様に従う


◆ ◇ ◆ ◇ ◆



「どうした? あの放送の時の使った技は使わないのか?」
(ここでアレやったら、確実に九州ロボが轟沈してしまう!)

少し時間は遡る
リング上でペンタゴンとブラックホールがバーダックを翻弄する。
ブラックホールの顔に出ては消え、消えては出てを繰り返すペンタゴン。
影を使い、分身やらを出し、攻撃を躱しに躱しまくるブラックホール。
一方のバーダック、打撃やらエネルギー弾が全くと言っていいほど当たらない。
攻撃が全てブラックホールの穴を通り抜けてしまう。
それと特大のエネルギー弾を放てば、九州ロボは確実に落ちる。
……なんというか、非常に汚いが相手を確実に倒すという点に特化している。

「貴様らには戦士としての誇りはないのか!! 汚いぞ!!」
「ヘヘ、汚いは悪魔にとって最高の褒め言葉だぜ!」
「それとな、殺し合いを開いた奴らにそんなことは言われたくはない!!」

一理ある。
戦いに美学はいらないのだ。

「ヘイ! 決めるぜ!ブラック!」
「来い、ペンタゴン!」
「くっ、離せ!!」

ペンタゴンはバーダックを捉えてブラックホールに放り込む。
ブラックホールは四次元空間にバーダックを閉じ込め、空中に飛び上がる。
そして、勢いつけて射出!! と、同時にペンタゴンは空中で技をかける。


「「フュージョン・フォー・ディメンション・キル!!!」」


地面に首から一気に叩きつける。
その衝撃でバーダックの首の骨を叩き折った。
いくらサイヤ人と言えど、首の骨が折れたら、ひとたまりもない。
仙豆があれば治るけど、今ここには仙豆はない。
なんやでかんやで二人は主催者相手に2連勝という大金星を上げてしまったのだ。


「さて、私たちも福岡ドームに向かおう、ブラック!」
「おう、ディメンション・ム―――――ガッ!?」
「ブラック!??」
























「―――――はいはい~ご苦労さまっと」






















黒い蛇がブラックホールの身体を呑み込んだ。
【ウロボロス】と呼ばれる大蛇にそれはもうあっさりと喰われた。


「いやー本当にお前たちは、本当に俺様の役に立ってくれる。
 マジで感謝しねぇとな、ヒャッハハハハ!!」
「貴様、何者だ!?」
「クククッ『貴様、何者だ!?』だってよ。
 なに意味解んねぇこと言ってんの。マジうけるんですけど、まあいいや……死ねや」

白い羽にはクナイが突き刺さった。
顔の五芒星は身体ごと、サイファーで真っ二つに引き裂かれた。
―――――白き超人は地に落ちた。


「クククク……ヒャヒャヒャヒャッハハハハハ!!」



「本当最ッ高だぜ!!! クソ吸血鬼もクソ獣人もいねぇこの世界はよぉ!!
 ……んっ、あれあれ~死にぞこないがいるみてぇだな」
「…………キリカキリカキリカキリカキリカキリカキリカキリカ…………」

壊れたように名前を連呼して真っ二つになったキリカの身体を抱きかかえる織莉子。

「ヤッベェ、超ウケる、もう生き返らないガキに喋りかけてやがる、ヒヒヒヒヒヒ!
 ……一思いに殺してやるよ、んじゃおつかれちゃ~ん」

残った二つのソウルジェムもウロボロスに喰われた。
そこに残ったのは残虐非道な毒蛇だった。

「さて、ニャル子ちゃんたちは俺様を恨んでくれるだけでまだ生かす価値はある。
 鉄仮面のおっさんとハクメンちゃんはあの化物の女(風鳴翼)と相討ちくらいにはなってくれるだろうよ。
 ………と、なると後厄介なのは……あの【予言】か」

【バーダック@ドラゴンボール 死亡確認】
【ブラックホール@キン肉マン 死亡確認】
【ペンタゴン@キン肉マン 死亡確認】
【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ 死亡確認】
【呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ 死亡確認】

二日目・8時30分/九州ロボのどこか】
【ユウキ=テルミ@BLAZBLUE】
【状態】飛竜の肉体、首輪解除
【装備】光剣サイファー クナイ、各種オプション、蛇双・ウロボロス
【道具】支給品一式 
【思考】
基本:テラカオスを利用して、滅日計画を遂行する。
1:とりあえず、邪魔をする奴は殺す。
※飛竜の肉体を完全に奪いました。
最終更新:2015年03月13日 00:20