先生に
リベンジしに行くつもりだったダンテはうっかり先生を見失い、
挙句の果てに道に迷って東京から青森まで来てしまっていた。
「くそ、完全に見失ったな」
ダンテが己の不甲斐なさを悔やんでいたちょうどその時、
第一回目の放送が日本列島に全体に鳴り響いた。
「バ、バージルだと」
死者の羅列の中に確かにダンテはその名前を聞いた。
ダンテの双子の兄にして最大の
好敵手。
「あいつは俺が殺したはず……日本で生きていたのか?そしてまた死んだ?」
ダンテとバージルは犬猿の仲だった。
お互いに幾度も生死をかけた戦いを繰り広げていた。
そんな仲だったが確かにダンテはバージルをたった一人の肉親として見ていた。
だからあの時、魔界に落ちかけたバージルをダンテは助けようとしたのだ。
結果的にバージルは魔界に落ちてしまい、その数年後、
悪魔に操られていたバージルはダンテの手によって殺されたのだが。
「……いやな事を思い出しちまったぜ」
そう呟きながらもダンテはある一つの決断をしていた。
近くに止めてあったバイクにまたがりエンジンをかける。
目指すは国会議事堂。
あのふざけた
織田信長をぶっ倒してこの争いを止める。
そしてバイクに乗ったダンテは勢いよく走り出した。
この時点でダンテは大きな間違いを犯していた。
それはこのバトルロワイアルは織田信長のせいで始まったわけではないということだ。
東京都野比家に住む
野比のび太が今回の黒幕。
彼が「もしもボックスで」世界を元に戻すように頼まない限り、いくら織田信長を倒しても
新たに第二、第三の主催者が生まれてきてしまう。
そのことを彼が知るのは一体いつになることやら。
【青森県 道路 2日目:14時】
【ダンテ@デビルメイクライ】
[状態]:バイクに乗っている。胸に大穴。
[装備]:エボニー&アイボリー(銃)@デビルメイクライ
[道具]:支給品一式
[思考]
1:国会議事堂に行き、このゲームを止める。
最終更新:2006年12月18日 16:22