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空のかなたに飛んでいった692を見送って、『俺』はほくそ笑んだ。

「俺の嫁のあやのんを殺しておいて、楽に死ねると思われては困るのだよ」

ブレザータイプの学生服に身を包んだ『俺』。その胸ポケットからはいつも肌身離さない
峰岸あやののフィギュア(あるのか?)が覗いている。
「さて、これからどうするべきだろうか」
憤りに任せて遂には自らカオスロワに出場してみたものの、支給品一式も無ければ武器も無い。
峰岸を探すにしても、やみくもに歩き回っていては埒が明かないだろう。
「やはり某夢の国に行ってみるか。他の参加者達も集まってくるかもしれないし、
重要人物である6/やガチレズツインテールと接触できるかもしれないのだよ」
そう、いざとなれば彼らを伴って忍術学園に行けばすぐにでもロワから脱出は出来る。
もし集まってきた者の中に峰岸あやのがいれば万々歳だ。

そう考え、とりあえず千葉県方面に足を進めようとした時、路上に伸びている中世風の服装をした男を発見した。
「あれは……?」
駆け寄ってみると、それはまさしく小学生のころ図書館で読んだ本に出てきた男だった。
「おい、大丈夫か? こんなところで気絶していて生き残れるほどカオスロワは甘くは無いのだよ」
「ん……」
大臣はようやく目を覚ました。よく見れば荷物を持っていないが、誰かに持ち去られたのだろうか。
「私は一体……」
ゆっくりと上体を起こした大臣は、目の前にいる男の顔を見て驚きの声を上げた。
なぜなら、それが自分の知っている男の顔に瓜二つだったからだ。
「王さま……」


二日目・午後七時/埼玉県】
【俺@現実】
[状態]:健康
[装備]:徒手空拳
[道具]:なし
[思考]基本:これがカオスロワと言うものだ
1:峰岸あやのは俺の嫁
2:大臣の保護
3:某夢の国に行く

【大臣@僕は王さまシリーズ】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考]基本:王さまを優勝させるため、全ての参加者を殺す
1:『俺』は王さまに似ているので死んで欲しくない
※荷物は全て692に奪われました
最終更新:2008年03月01日 16:06