2020年9月2日
出題者:チーズ・コルウィル


【問題】
男は日々の出来事を日記に記していた.
後日女が日記を見ると、それは見慣れない文字で記されていた.
その日記は後に高い評価を得たが、男はその日記を「破り捨て燃やせ!!」という.

一体なぜ?


【解説】
+ ...
男の名は歌人・石川啄木(以下啄木).
啄木は当時では珍しいローマ字で日記を記していた.ではなぜローマ字か?それは愛する妻・節子に、売春婦との関係が記された日記の内容を読まれたくないからだ.
生前啄木は節子に
「俺が死んだら日記を燃やせ」
と言っていたが節子はこの約束を破った.
理由は
「愛着から燃やすことができなかったので」
と語ったと言われている.

そして啄木の死後、この日記の内容が読者に受け高い評価を得ることになったとのことだ.

※節子は女学校時代、英語の初歩を学んでいたのでこの日記は節子によって解読されたとのことだ、、、


因みに日記の内容は以下の通りになります^_^

〜日記の内容(一部抜粋)〜
「なぜこの日記をローマ字で書くことにしたか? なぜだ? 予は妻を愛してる。愛してるからこそこの日記を読ませたくないのだ。(1909年4月7日)」
「いくらかの金のあるとき、予はなんの躊躇うこともなく、かの、淫らな声に満ちた、狭い、汚い街に行った。10人ばかり買った。ミツ、マサ、キヨ、ミネ、ツユ、ハナ、アキ……名を忘れたのもある」
「たったひと坪の狭い部屋のなかに灯りもなく、女は寝ている。予は強い刺激を求めイライラし眠れない。予は女の股に手を、、、、、」

《エロ》《実話》

最終更新:2022年01月05日 11:34