【問題】
ピアノが壊れ、いつもと音がズレていたが、調律師は良かったと思った。
どういうこと?
【解説】
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調律師の男は演奏ホールのピアノ調律中に地震に見舞われた。
天井から落ちて来た照明がピアノに直撃、近くにいた男も頭を打ち意識を失った。
ぼんやりと気がついた時、男は救急車のサイレンを聞いたが、
それは普段街で救急車が近づいてくる時と遠ざかっていく時の間くらいの音程であったため、
自分が救急車に乗っていることに気づき、助かったことに安堵したのだ。
ドップラー効果により、救急車のサイレンは近づいてくる時は本来の音より高く、
遠ざかっていく時は低く聞こえます。
中に乗っている人にとっては近づきも遠ざかりもしないので本来の音で聞こえます。
調律師は絶対音感のおかげで身の安全を知れたのです。
《知識》
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最終更新:2022年04月01日 16:24