【問題】
男の知人が事故で亡くなった約一ヶ月後、
男の元にその知人から手紙が届いた。
一体、どういう状況?
【解説】
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時は江戸。
街を走り回って手紙などを届ける「飛脚」に頼む以外、
遠くに住む人に言葉を伝える手段が無かった時代。
庶民であった知人は飛脚で男に手紙を送ったが、
この場合届くまでに二十日から一ヶ月ほどかかる。
数日後、知人は事故で亡くなってしまったので、
男に知人からの手紙が届いたのは知人が亡くなった約一ヶ月後のことだった。
※江戸時代では「大八車(だいはちぐるま)」や「牛車(ぎっしゃ)」という荷車による死亡事故が多く、その事故を起こした者は死刑だったらしいです。
※キーワード:「この世」を言い換えると「穢土(えど)」
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最終更新:2021年11月24日 13:12