【問題】
彼の提案は受け入れられ、彼の名は後世まで轟きました。
しかし彼は大切なものをなくしてしまいました。
一体どういうことでしょうか。
【解説】
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18世紀、当時フランスでは残酷で不平等な刑罰が問題視されていました。
熟練の死刑執行人による苦痛の少ない斬首刑は裕福な貴族だけだったのです。
そのような折、ある一人の男が処刑に機械的な装置でを導入し人道的な処刑を行うよう
議会に提案しました。
彼の案は採択され、後に開発された装置は正式に処刑装置として認められました。
しかしながら思いがけず、その装置は彼の名前にちなんだ
「ギヨティーヌ」という呼び名で普及してしまいました。
抗議の声も虚しく、すでに呼び名が定着していため、彼は自分の名前を変えるに至りました。
彼の元の名はジョゼフ・ギヨタン。
なお、ギロチンの正式名称は「ボワ・ド・ジュスティス(正義の柱)」と言うそうです。
《知識》《実話》
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最終更新:2022年01月09日 23:41