2021年11月15日
出題者:従業員よっしー
タイトル:「負傷者に鞭打ち」


【問題】
男がケガをしたとき、叩いたタカフミを多くの人が称賛した。
これはどういう状況?



【解説】
+ ...
~とある学校の文化祭にて~

文化祭のバンド演奏で2年連続演奏し素晴らしい演奏で校内外のファンも多い
バンド『TESTEST』(マイ、コシノ、スガヌマ、ユキムラ)。
しかし当日のステージに上がる1分前に舞台袖の資材が倒れてきて
ドラムのユキムラ(文中の男)がケガしてしまった。
このままでは演奏できない。
中止か・・・とメンバーがあきらめかけたそのとき、
文化祭実行委員の『ワタナベタカフミ』が
「(イケボで)僕が演奏します!みなさんの演奏を聴いていたので
曲の構成も頭に入っています!」と申し出た。
タカフミの演奏技術や観客の反応に不安があったが、背に腹は代えられぬと了承するメンバー。

ステージへ上がるメンバーとタカフミ。
ユキムラがいないこと、そして、普段クラスや学校では目立たないタカフミが
ドラムを叩くことにざわめく生徒たち。

しかし、タカフミのドラムテクニックはそのざわめきを一瞬で歓声に変えるのには充分すぎるものだった。
そして、ケガをしたユキムラの代わりにドラムを叩いたタカフミを皆が大歓声で称賛した。

タカフミ(……なんてことが起こらないかなぁ…。にやにやにやにや)
隣の席のユキムラ(うわぁ、ワタナベ君ずっとにやにやしてるよ。)
同じく隣の席のマイ「先生、ワタナベ君が授業中ずっとにやにやしていて気持ち悪いんですけど!」

最終更新:2021年11月24日 15:37