2021年12月29日
出題者:従業員よっしー
タイトル:「使わずじまい」


【問題】
買い物中の客に対して店員が『これ、オススメですよっ!』と売り込むこと、よくありますよね。
ある日、買い物に来た男へ店員はセールスポイントを伝えました。
商品の効果を聞いた男は、なんと商品を2つも買っていきました。
でも、男はせっかく買った商品のことが気になりながらも全く使うことはありませんでした。
一体どうしてでしょうか?



【解説】
+ ...
楚の国の商人が売っていた商品は「どんな盾も貫く最高級の矛」と「どんな矛も通さない最高級の盾」。
商人は必死にセールスポイントを伝えます。

男「その矛でその盾を突いたらどうなるのか?」
商人の男「それは、購入した方だけがわかることですよ(にやり)」
男「むう・・・。」

サクラの客A「そんなこと言われると買って試したくなるよなぁ!」
サクラの客B「なら、俺買ってみようかな!」
サクラの客C「じゃあ僕が買うよ!」
男「…なら、私が購入する!」

商人の男「よし、最後のお兄さんに決まった!毎度ありぃ!!!」
商品の効果を聞いた男は、疑問を抱きながらもその場の雰囲気にのまれて2つとも購入してしまいます。

こうして実際に最高級品の矛と盾を、高価な値段で購入した男ですが、
あまりに高額であるために試すわけにもいかず全く使うことはありませんでした。
そのため『その矛でその盾を突いたらどうなるのか』という矛盾点は解決しなかったそうですよ。
めでたしめでたし。

《モチーフ有》

公式生配信切り抜きチャンネル(ゆいさん)

最終更新:2022年06月05日 17:07