2022年4月2日
出題者:イースト
タイトル:「森ガール」


【問題】
ノースリーブの女は男に呼ばれたのでそばに近寄ると
自分の思いが伝わっていない事に気付いた。
シャイな女は男から離れたあと、ゆっくりとつけた。
そして女は、再び男に近寄るとすぐに去っていった。
どういう状況?



【解説】
+ ...
8月の暑い日。

タカフミは、料理の受取りと食器の返却はセルフサービスだが
レジ、調理、返却スペースの片付けはワンオペという
従業員にとって地獄と感じる蕎麦屋で働いていた。

タカフミ:「お待たせしまし・・・た。」

男性客が続いたなか、突如現れた女性客。
ノースリーブからでた白いうでは
忙しいタカフミにとって、まるで天使だった。

女(客):「お蕎麦ください。」
タカフミ:「この番号札をお持ちいただき、お待ちください。」

タカフミ:(あっ…!ドキドキして聞くの忘れてた。)
タカフミ:(きっと冷たい蕎麦だよなぁ。夏だし…。)

~~しばらくして~~

タカフミ:「28番のお客様、出来上がりました。」

女は男に呼ばれたので そば(蕎麦) に近寄ると
自分の思いが伝わっていない事に気付いた。

タカフミ:「28番のお客様ですね。どうぞ。」
女(客):(えっ…。暖かい蕎麦じゃなくて冷たい蕎麦だ…。)
女(客):(エアコン効いてたから暖かい蕎麦を食べたかったのに…)

シャイな女は何も言えず
席に座るため蕎麦を持って男から離れたあと
しかたなく、冷たい蕎麦をつゆにゆっくりとつけて食べた。

そして食べ終わった女は食器の返却のため再び男に近寄ると
「暖かいのが食べたかったのに使えない男だな」と思いながら
少しだけ男を見て、すぐに店を去った。

タカフミ:(おっ。目が合ったぞ。)
タカフミ:(「冷たいお蕎麦、美味しかったです。」の表情だな。)
タカフミ:(うんうん。どういたしまして。)

タイトル:「森ガール」
「もり(そば)」を食べる女

公式生配信切り抜きチャンネル(ゆいさん)

最終更新:2022年06月05日 17:33