2022年7月2日
出題者:Ubno
タイトル:「運命のろうそく」


【問題】
タカフミが予定より1時間以上早く
21本のろうそくを吹き消したので、
慌てた私は食器を落とした。
なぜだろう。



【解説】
+ ...
新米幽霊の私は今月から百物語の担当になりました。
ろうそくが100本全部消えた時に何か怪現象を
起こして驚かせるのが主な仕事です。
先日、とある大学のオカルトサークルが百物語を
やっているところに行きました。
途中で怪談のストックが尽きてしまったらしく、
80話目を話し終わったタカフミという人が
残ったろうそく21本の火を一気に吹き消しました。
自分の出番は1時間以上先だなーと呆けていた私は
慌てて机の上にあった食器を落としました。
新米の私が咄嗟にできたのはこの程度でした。
片付け中だったオカルトサークルの皆さんは
ちょっとビックリしてました。

  • 百物語の概要
 暗い部屋の中で100本のろうそくに火をつけ、
 怪談を1つ語った後、ろうそくの火を1つ消す。
 これを参加者全員が順番に繰り返していく。
 そして100本全ての火が消えた時、何かが起きる。

《非現実》《知識》

最終更新:2022年07月05日 10:19