【問題】
桃太郎は鬼を退治したあと、泣きながらおじいさんとおばあさんを殺した。
一体なぜ？
【解説】
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鬼退治の旅立ちの日。おばあさんは桃太郎にきびだんごを持たせてくれた。
旅をしばらく行くと犬がやってきてこう言った。
「きび団子を一つ私にくださいな」
お供になるならいいだろう、ときび団子を一つ犬に食わせてやると、
犬は泡を吹きながら白目を向いて息絶えてしまった。
不思議に思った桃太郎だったが、旅を辞める訳にもいかず、そのまま進むことにした。
その後出会った猿、キジも同様にきび団子を食べては、息絶えてしまった。
桃太郎は、このきび団子は、おじいさんおばあさんが自分を殺すために渡したものだと気づいた。
そういえば渡されたとき二人の顔が妙にニヤニヤしていたっけ…。
怒りに震えた桃太郎は、鬼退治を終えたら二人を殺す決心をした。
そして、鬼退治を終えたあと家に帰った桃太郎は、泣きながら二人を殺した。
ここまで育ててくれた二人との思い出が次から次へと浮かんできて、桃太郎は悲しくて悲しくて声を上げて泣いた。
《モチーフ有》《死》《ブラック》
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最終更新：2022年10月23日 15:58
