【問題】
消失マジックが得意だと豪語するタカフミ。
しかし、アキオはそれを見せてほしいと言ってもタカフミはなかなか見せてくれなかった。
ある日、気分が良かったのかタカフミはマジックを見せてくれると言い、
実際に目の前で成功して見せたが、一緒にタカフミも消えてしまった。
なぜ?
【解説】
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万引き常習犯のタカフミ。
それを友達に自慢していたタカフミは調子に乗ってそれを消失マジックと呼称していた。
実際にやる所を見せてと言われたが、人気の少ない店を選んでやる都合上なかなか見せる機会が無かった。
アキオと町を歩いていた時に、店員が少ない古本屋を見つけたタカフミは、
ここならイケると確信を持ち、アキオに万引きするのを遠くから見せようとした。
慣れた手さばきで本を鞄に入れたタカフミ。…驚くほど速い万引き、
俺でなきゃ見逃しちゃうね…と、遠巻きから関心していたアキオと
一緒に店を出ようとしたタカフミだったが、そこで店員に腕を掴まれた。
店員「きみ、取ったよね?」
タカフミ「…取ってませんけど?」
店員「ちょっと事務所まで来て貰おうか。」
店員の万力のような握力で腕を掴まれたタカフミは逃げることも叶わず、店の奥へと消えて行ったのであった。
タイトルのヒント
万有引力→万引き
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最終更新:2022年12月05日 08:46