【問題】
植物を価値の高いものにした人のおかげで、
私は弟に大勝することができた。
何があったか分かる？
【解説】
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あるところに三匹のこぶたの兄弟がいました。
彼らは母のもとから巣立ち、各々自分の家を作ることにしました。
しかし怠け者の長男、ブタ郎は家作りに苦労しているようで、材料の藁をたくさん集めるだけで精一杯です。
そんな彼に和装の人間の男が話しかけてきました。
『すみません、通りすがりの者ですが、こちらにある山のように積まれた藁をどうするおつもりですか？』
「これで家を建てようとしたんだブー！だけどブー、面倒くさいし、建てたとしても強風でブブワーとなるのが怖いんだブー。どうすりゃいいんだブー！！」
『少々お時間を頂けますか？藁の良い使い道を存じています。この量があれば必ずや立派な…』
話を聞くと、どうやら男は一本の藁から度重なる物々交換を経て、屋敷や馬を手に入れたことがあるというのです。
彼の手引のもと、ブタ郎はわらしべ大作戦を決行しました。
豆やリンゴや団子、マッチに笠に透明な靴、銀の斧、豪華そうな箱、様々な物を手に入れては交換しました。
数年後、巨大なお城に住み、奴隷のオオカミ達をこき使って、それはそれは豪勢な生活を送るブタ郎の姿がありました。
弟たちの鼻を明かせたとひとり高笑いしています。
その頃、ブタ郎の弟たちは自身の作った家で、幸せな家庭をも築いていたそうな。めでたしめでたし。
《モチーフ有》
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最終更新：2023年04月20日 00:37
