【問題】
自分とは違う考えを持つ友人と激しい口論の末
激昂してその友人の命を奪ってしまった男は
数日後に自分の考えが間違いだったと思い知った。
どういうことだろう。
【解説】
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友人の命を奪った推理小説家の男は、犯行を隠すために
自分の小説で使われたトリックを実践することにした。
小説では犯人の些細なミスやトラブルが起きた結果、
探偵役によって犯行の一部始終を暴かれてしまうのだが
トリックを考えた張本人である男には確信があった。
「ミスなく完璧に実行できれば完全犯罪が成立する」と。
そして男はひとつのミスもなく完璧にトリックを実践し
これで自分が捕まることはないと思っていたのだが、
男の犯行はすぐにばれてあっさりと捕まってしまった。
自分の考えたトリックは完全犯罪にならなかった、
間違っていたのだ、と男は思い知ったのだ。
《死》
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最終更新:2023年07月02日 20:33