【問題】
あるスーパーは、赤字ギリギリの状態だった。
起死回生を狙って人員削減をしたのだが、それが仇となって経営破綻してしまう。
何があった?
【解説】
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スーパーはセルフレジを導入することによって人員削減を狙った。
早速セルフレジを稼働させることになったのだが、しばらく経つとなかなか人が入ってこなくなる。
それどころか減ってしまった有人レジに集中してしまい、効率は悪くなってしまった。
利用客にセルフレジを使わない理由を聞くと、回答は単純。
「使い方がわからん」
そう、いきなりセルフレジが出てきたことでセルフレジの使い方がわからずに困惑したのだった。
スキャンするべき商品のバーコードの位置もいちいち覚えていないし、
たとえ見つけてもどうやって読み取ればいいのかに苦労してしまう。
機械の操作に慣れにくい高齢者が混じることもあって、セルフレジだと逆に効率が落ちてしまったのだった。
この効率の低下とそれによる客離れが原因で万事休す。スーパーは閉店することになってしまったのだった。
※最近は商品のスキャンを店員がやって、支払いを客側がやるというセミセルフレジが導入されている。
しかし、こちらでも会計に慣れない人が戸惑ってしまうことがあるようだ
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最終更新:2023年07月02日 20:34