【問題】
貧乏な男子学生。
彼は幽霊が出ると噂の、家賃の安い事故物件へ引っ越した。
ただ、彼は昔から視える体質だった。
この部屋でも色んなヒトが視えていたが、そこまで気にしていなかった。
しかしみんな、むしろ彼を怖がっていた。
一体何故だろう?
【解説】
+
|
... |
生きている時に引っ越した男子学生だったが、引越し後、原因不明の突然死を迎えた。
彼は自分が死んでいることに気づかないまま、幽霊となってもその部屋で過ごしていた。
その後も、この部屋は何度も契約者を変えて貸し出されていた。
彼が幽霊と思っていた人達は、新たな部屋の住人。
本物の幽霊となった彼を見て住人は恐れ、引っ越していき、また新たな住人へと変わっていくのであった。
幽霊と生きている人間、彼が区別できる日はまだ先の話…。
【注釈】問題文を貼る前に、タイトルを見ただけで「男は幽霊ですか?」との質問が出たという、
前代未聞の「タイトル瞬殺」がなされた問題。
《非現実》《瞬殺》
|
最終更新:2022年02月24日 13:31