【問題】
とある富豪が、年齢も性別も出身地も違う人たちを
自分の屋敷に招待してパーティを開催した。
パーティの最中、富豪は刃物で刺されて死んでしまう。
偶然居合わせた探偵は、事件現場に遺された血文字から
犯人のフルネームを導き出したが、無意味だと思った。
どういうことだろう。
【解説】
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「被害者が遺した血文字から導き出された名前は
『サトウカオル』…。実に無意味な推理だった」
探偵のサトウカオルは被害者のサトウカオルが遺した
血文字の謎を解いて犯人の名前を導き出した。
パーティの招待客であるサトウカオルたちは皆が皆
「そりゃあそうだろう」という顔をしていた。
なぜなら屋敷に集まった招待客=容疑者の名前は
全員『サトウカオル』だったからだ。
富豪が自分と同姓同名の人を日本全国から招待して
開催したパーティ『サトウカオルの集い』には
老若男女さまざまなサトウカオルが参加していた。
誰が犯人でもフルネームはサトウカオル確定なので
手がかりとして名前を遺すのは無意味なのだ。
《瞬殺》《死》
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最終更新:2023年11月15日 13:40