【問題】
万や億とは比べ物にならないほど桁違いの金がある。
結託し、数人がかりでその金に手をつけた人達は、仲間の中に嘘つきがいると思った。
なぜだろう?
【解説】
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とある中学校のオカルト部。
メンバーはコウジ、サトル、カイ、シオリ、そして部長のタツヤの五人。
彼らは「こっくりさん」をやることにした。
五十音が書かれた紙に、タツヤが持参した十円玉が置かれている。
五人とも人差し指を十円玉に置き、こっくりさんに語りかける。
すると十円玉がなんと動き出し、次々と文字を示しはじめた。
『お ま え ら を い き て か え さ な い』
張り詰めた空気の中、恐怖や動揺の素振りをする部員達。
だが内心、誰もこっくりさんの仕業だと思っていなかった。
タツヤ(おいおい…誰や動かしてんのは、きっとコウジやな)
コウジ(サトルのヤツ、こんなんで皆がビビると思ってんのかよ)
サトル(またカイ君の悪戯ですね。まぁ付き合ってあげますか…)
カイ(シオリちゃん!皆を楽しませようとしてくれてるんだね!)
シオリ(ぜっったい部長がやってるわコレ。ほんとシラケるわぁ)
《非現実》《瞬殺》
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最終更新:2023年12月10日 15:03