【問題】
男は困っている内気な女の子に対して、1本しかないのに「2本あるから」と嘘をついた。
その後、男は嘘がバレないように時間を置いて帰途に着いたが、帰る方向が同じだったことを男は知らず、その嘘はバレてしまった。
結果、女は男と口を利かず目も合わせなくなるのだが、周りの人は誰も男を責めなかった。
一体、なぜ?
【解説】
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男は、傘が無くて困っているクラスメイトの女子に
「オレ、傘2本あるからさ。良かったら1本使ってよ」と声をかけた。
女は、男が両手に傘を1本ずつ持っていたのが見えたため、ありがたく借りることにした。
しかしその後、男がずぶ濡れになりながら走って帰っているのを女が目撃したことで、嘘が発覚する。
男は女と帰る方向が同じである事を知らず、走っていたため追い越してしまったのだ。
実は男は、女が気兼ねなく傘を借りられるように、傘立てにある一本を、
嘘をつく間だけ借りてすぐに傘立てに返していた(ここは当てなくて良い)。
自分がずぶ濡れになってでも傘を貸す優しさに、女は男を好きになってしまい、
内気ゆえ恥ずかしくて、話もできず目も合わせられなくなってしまった。
そしてそんな優しい男のことを責めるクラスメイトは、誰もいないのだ。
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最終更新:2024年10月07日 00:46