【問題】
男は死ぬ寸前だった。
誰のせいかと言われたら、眼の前にいる裸の男のせいなのだが、それなのに男は彼に自分の頬を殴るように頼んだ。
一体どういうことだろうか。
【解説】
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「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。
私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。
生れて、はじめて君を疑った。
君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」
メロスは腕に唸りをつけてセリヌンティウスの頬を殴った。
太宰治「走れメロス」より
要約:
人質として囚われていた男は「帰って来る」と言った友を疑ったことを恥じて、彼に殴るよう頼んだのだった。
《知識》《モチーフ有》
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最終更新:2025年09月14日 23:32