【問題】
作曲家の男が気分転換に外出した時、素晴らしい楽曲を手に入れた。
「こんなド田舎にこんな素敵な曲があるなんて…!」
男は著作権法違反にはならないと思い、帰ったら自分の作品として公表しようと思った。
一体どういうことだろう?
【解説】
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田舎のビルも家も、何もない広い空に浮かぶ五線譜。
…のように見えた電線には、何羽ものカラスがとまっていた。
まるで自然の五線譜に音符を添えているようだ。
それを頭の中で演奏すると、美しいメロディとなった。
カラスに著作権とかないだろう。見る人によってはただの田舎の小汚い風景だろう。
男はこの光景を目に焼き付け、頭の中でメロディを奏でながら家路についた。
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最終更新:2021年11月23日 17:35