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2026年8月1日
出題者:スノーガール
タイトル:「このスノードームみたいに」




【問題】
タカフミがまともに話せなくなったのは、かつての初デートでの出来事が原因だという。
いったいなに?




【解説】
+ ...
タカフミは後輩のマイちゃんに告白し、めでたく付き合うことになった。
その日の放課後、さっそく初デートを楽しみ、帰りがけに熱いキッスッスまで交わした。
それがタカフミの初キスだった。
『大好きな人とのキスの味を一生忘れたくない』
そう考えた彼は、キスの後味や余韻を消したくない一心で、二度と歯を磨かないことを決意する。

そして数日後、会話をしている最中に、汚い歯をマイちゃんに見られてしまう。
『歯を磨かないなんてありえない!生理的にムリ!』
そう言われて別れを切り出され、交際はあっけなく終わってしまった。
以降、タカフミに恋人ができることはなく、結局あの日のデートは人生最初で最後のデートになった。

それから30年以上が経ってもタカフミが歯を磨くことはなかった。
重度の歯周病を患い、殆どの歯が抜けてしまったため、発音もままならない状態に陥った。
それでも彼は、今なおマイちゃんとのキスの味を思い出しては、あの幸せな瞬間に浸り続けていた。

《汚》

最終更新:2026年10月19日 11:03