2020年8月27日
出題者:はっぴぃ


【問題】
小学6年生の貴文は英会話教室に通っていたが、
ある時レッスン中に号泣し、教室をやめてしまった。
いったい何があったのだろう?



【解説】
+ ...
貴文は日米のハーフだが、小さい時に親が離婚して日本人の母とずっと二人暮らしだったのもあり、英語は全く話せなかった。
大きくなるにつれ「その顔で英語しゃべれないのかよ」とからかわれることが増え、悔しくて小5から英会話を習い始めた。
小6になった時、新しい先生に変わったのだが、なんとそれはずっと音信不通だった父親であった。
父は名簿を見た時点で「もしや?」と思っていたようだったが、実際顔を合わせて一目で息子と確信し大号泣。
状況がよく掴めてなかった貴文も、きつくハグされながらつられて泣いてしまった。
その後母も父と再会し、とりあえず以前のわだかまりは消えたようだ。
「僕、今度からパパの家で直接英語習うんだ!」 
嬉しそうにそう言う貴文の笑顔はとても輝いていた。


【注釈】タカフミさんの実際のエピソード(小6の時に英会話教室で泣いた)から発想し作った問題

最終更新:2022年01月10日 14:44