2020年11月23日
出題者:かちわりの種
タイトル:「食べ物の恨みは思い」


【問題】
クロエは愛しのオリバーに、普段より少し大きくて、10グラム重い食器をプレゼントした。
それ以降、オリバーの食事の量がさらに10グラム減った。

どういうこと?



【解説】
+ ...
クロエは90歳の老女、オリバーはクロエの愛犬のラブラドール・レトリバーである。
軽量カップを持っていないクロエが、オリバーの餌の量を測る方法は、まずエサ用の器をデジタル秤に乗せ、
その器にエサを適量入れて、重さでエサの量を測っている。
しかし、歳のせいかクロエは大事なことを忘れていた。
デジタル秤は通常、容器の重さを差し引き、内容物だけの重さを測るのだが、
毎回その機能を使い忘れて、犬用食器を含めた重量を餌だけの重量と思い込み、大型犬のオリバーに餌を上げている。
クロエは、オリバーの一回の食事の量は200グラムだと覚えていたが、
餌を入れる食器が重たくなればなるほど、反比例する形で餌の量は少なくなっていくのだ。


最終更新:2022年01月19日 16:23