プ〇スト伝説

とある自転車屋さん、プ〇ス○の(店長の)伝説をここに記録しましょう。


京都府南部、とある大学から5分という好立地に立つ自転車店、その名は「○1○ プ○ス○」
店内は広くはないものの、店長がかのビルダー「デローサ」と一緒に映っている写真が掲げられ、独特の雰囲気をかもし出している。もちろんその場所から、ある大学に所属する自転車選手たちは「プ○ス○」をひいきにして利用するはずだったのだが…

以下は全てその大学の学生が体験した実話である。


まずこの店の特徴は入店時の挨拶だ。少なくても私の知っている限り入店時の挨拶は「いらっしゃいませ」もしくはそれに準ずるものなはずだ。もしくは気を利かせて「どうしましたか?」である。しかしこの店、そんな世間の一般常識には捉われない、入店すると店長はこういうのだ

「なに?」

なにって…なんか買いに来たか、自転車に不具合があるかしかないやん?別に世間話しに自転車屋にはこんよ…


またこの店は店長が一人で切り盛りしているのだが、この店長の腕に疑問あり、なのだ。まずブレーキワイヤーが綺麗に切れない、なんか末端がげじげじになる。あとシフトワイヤーという単語が通じなかった。もしかしたら我々の大学内でのスラングだったのかもしれない。しかもこちらが間違えているのだ、という姿勢を崩さない店長。悪いのは我々なのだろうか…

他にもシューズを買ったら保証書がついてこなかったりだとか、新品で買ったはずのMTBシューズのクリート取り付け部に傷が入っていたりだとかいうことがある。もちろん新品のチューブに穴が開いているなんてことはココではデフォルトだ。そんなよくあることに突っ込んでいてはいけない。



まぁそんな様々な営業態度をとる店長だが、一番ひどかったのはこれまたとある大学の部員が交通事故を起こし、それで振れてしまった前輪を修理するために来店したときのやり取りである。これを忠実に再現したので読んで欲しい。物語はその部員(「あ」と表示)が来店したところから始まる。


店長:何?

あ:(何って…客だろうがよ)あの~車とぶつかっちゃって、前輪が振れちゃったんです。

店長:うん

あ:んで、相手さんにも請求しないといけないんで、見積もり御願いしていいですか?

店長:うちで修理するん?他で修理するんやったらこんといて。うちで修理するなら見積もりだすし。

あ:(こいつは何を言ってるんだ??)いや…自転車遠くにもっていけないし、見積もりを御願いしたいんですが…

店長:うちでやるんやね?

あ:金額が合えば近いところでやりたいと思ってます(めんどくせ~早く金額教えろよ、安いところでやりたいだけだよこっちは)

無言で消える店長、常連らしい客と気まずい時間を過ごす自分。PCをいじりだす店長。足がいい加減痛くなってきたあ。


店長:これは直せへんからスポークとか変えなあかんね。一万円で!

あ:…1万て…(ちなみに普通の店なら振れ取りだけなら1000円くらいでやってくれます)振れとりでですか?

店長:いや、部品取り寄せて、変えなあかんから1万。

あ:(俺このホイール前後輪セットで18000円くらいだったよなぁ。買ったほうが安いしw)あ~また帰って先輩に聞いてから(ここ重要)お願いします。

店長:そう、また見積もりかいとくし


一旦Boxに帰って、部員のみんなと先輩に相談。全員に「それはないなw」「一万てww」と突っ込まれる。結局他のもっと良心的な店に聞いてからの方が良いという結論に至った。そして御願いして、先輩と筋肉で店にキャンセルしてもらうことにした。

あ:すみません

店長:どうしたん

あ:御願いしていたホイールの振れ取りキャンセルしたいんですよ…先輩になんとかしてもらえそうなんで(法外な値段出せねえからだYO)

店長:えぇ!もう注文してしもたよ

あ、筋、先輩:!!??(仕事早っ!普段の作業は遅いのに)

店長:インターネットで注文してるし、今からキャンセルできるかどうか

あ:(いや俺聞いてから、御願いしますって言ったし、てかまず自分の店で直さない奴には見積もりしないってどういうことだよ)

先輩:1万ていうまえには決められませんし

あ:そのホイール自体が前後輪で18000円で買ったんで、普通に買ったほうが安いんで…

先輩:それはもうこっちは頼んだんですか?

あ:(俺は言ってない)

店長:もういいから

あ:(いやいやいや)すみません。ややこしい事言って(断じて俺は言ってない)

店長:はっきりしてくれへんことには困る。うちでやらんねやったらやらんで

あ:すみません

店長:もういいから(帰れ)

あ:ご迷惑をおかけしました(言わなくとも帰る、そして二度と来ない。後輩が出来てもこの店の存在は教えないZE)


「あ」がもう二度とこの店を利用しないと決めた瞬間だったそうだ。それ以降「プ○ス○」を利用していないらしいが、他の部員によると、ブレーキワイヤーの交換に20分くらい時間をかけた挙句、びっくりする額を請求されたそうだ。




そんな数々の伝説を残すこの店、公式HPによるとモットーは「さぁ、自転車を手に入れあなたも明日からサイクリストの仲間入り。自転車の選び方から楽しみ方まで店長がお教えします。陽気な店長と仲間達がお待ちしております。」

だそうだ。「陽気な店長」はどこへ行ったのだろうか。

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最終更新:2008年02月03日 01:16
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