馬術部の子に聞いた話、第2弾。
彼は当然馬術部をやめて我らチャリ部に来るわけだが、
その時もやはり、あれを置いていったらしい。
そう。
手紙だ(わら)
彼はウチをやめようとした時も、手紙を置いていった。
「一身上の都合で」などの名言(わらわら)などもこの時育んだ。
ウチの時の手紙は数人しか見ておらず、内容も記録されていない。
「やめたい」という内容だったと伝えられれているが、
馬術部ではもっとスケールがでかい。
「生きることと死ぬことについて考えた」らしい。
そのことをどれだけ手紙に綴ったのかは知らないが。
生と死について考える。さすが
テツジ。かっくいいぞテツジ。
ヤー、イエー。
「ああ、あいつはどこ行ってもこうなんだな」
と俺が感慨深くなったのが、馬術部の彼女の言った言葉である。
「落馬すればよかったのに」
―――― 数ヶ月後
――― 彼は見事落車王子になる。
―――そして、最近では宇治川でバイクを大破させるのである。
最終更新:2008年10月22日 00:33