関係あるとみられるもの
水橋パルスィ(東方地霊殿)
綿月依姫(東方儚月抄)
物部布都(東方神霊廟)
住所
〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
叡山電鉄「貴船口」より北へ徒歩約30分(約2km、傾斜あり舗装道路)
京都バス33系統が「貴船口駅前」から「貴船」まで運行(冬期運休)
有料駐車場もあるが道が細く歩行者も多いためお勧めしない
貴船神社
高龗神(たかおかみのかみ)を主祭神とする神社。
地名は「きぶね」だが、神社の名前は「きふね」で濁らない。
由緒書には第十八代反正天皇の時代(西暦432?~437?)に社殿を建てたとしている。
「平家物語 剣巻」で宇治の橋姫がここで丑の刻参りをし、そして念願かなって鬼になれたという伝説が有名。
これはこの地に神が降りた「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に参拝すると願いが叶うという伝承に基づいたものとされ、
呪う方がメインというわけではない。しかし現在でも奥社周辺の木には不自然な穴があいていることがあることから、
未だに藁人形に五寸釘の人がここにやってきて丑の刻参りをしているいるという噂もある。
しかし、縁結びの神社ということを意識してか橋姫伝説に関する説明は、奥宮の本殿右手前の離れたところに
謡曲史跡保存会が設置した「貴船と『鉄輪』伝説」という看板に少しだけ書かれているに過ぎない。
この神社の「貴船」という名前は、玉依姫命が「黄色い船」に乗って川を上ってきてこの地に水神を祀ったことが由来とされることがある。
「玉依姫」はあくまで「巫女」程度の意味の一般名詞だが、この場合は豊玉姫の妹で神武天皇の母の事を示していて
この神は綿月依姫の元ネタとされる神である。
また、結社(中宮)には平成8年に奉納された「天の磐船」が存在する。
これは貴船の山奥で発見された天然の岩で、その形が船に似ているからという理由で奉納されたらしい。
物部布都のスペルカード"天符「雨の磐舟」、天符「天の磐舟よ天へ昇れ」"(神霊廟), "天の磐舟"(心綺楼、深秘録)では
これと同じ名前の「天の磐舟」が登場するが、これは大阪府交野市の
磐船神社にあるものを指しているだろうとされる。
最終更新:2015年09月20日 12:22