関係あると思われるもの
霊烏路空(東方地霊殿) 物部布都(東方神霊廟)
熊野速玉大社(新宮駅から徒歩15分程度。駅でレンタサイクルもあります)
熊野三山のうちのひとつ。本宮、那智と合わせて全国にある
熊野神社の総本宮。
主祭神は熊野速玉大神・熊野夫須美大神
元々はゴトビキ岩のある神倉山に祀られていましたが、景行天皇の時代に今の場所に新しいお宮を造りお遷りした時に、
神倉山の宮を古宮、こちらが新宮と呼ばれるようになりました。十二殿のある現在の形になったのは平安時代だと云われています
摂社には神倉神社・
八咫烏神社などがあり、八咫烏は建角見命として鳥居を入ってすぐの所で祀られています。
熊野と物部布都
神武天皇が熊野を訪れた時に、熊を見た兵士を含めた皆が瘴気にやられ動けなくなってしまいます。
そこに高倉下命が現れます。高倉下命は夢の中で建御雷神に託された神剣を神武天皇の元へ届け、その霊力で瘴気を晴らし熊野のあらぶる神々を退けます。
その神剣は布都御魂といわれ、現在は
奈良県の石神神宮に御神体として祭られています。
石神神宮には昔
『布都姫』という斎宮がいたといわれています。
牛王宝印
おからすさんとも呼ばれています。カラス文字を使って書かれており、本宮では88羽、速玉では48羽、那智では72羽が書かれています。
熊野信仰が盛んだった時代誓約書としての役割も持っていました。もし、約束を破れば熊野の使いである3匹の烏が死に、血を吐いて地獄に落ちる。と恐れられ、
武将たちが誓約をかわす時によく牛王宝印が使われたと云われています。
他にも火除けや盗難、酔い止めなど様々な使われ方がされています。
最終更新:2015年09月17日 14:41