バースデイ~踊るうさぎ~
芝村:2時間目はどうします?
風杜神奈:お勧めのイベントとかありますか?
芝村:続きで夕食がいいかもねえ
風杜神奈:ああ、いいですね。
風杜神奈:それでお願いします。
芝村:了解。
芝村:2ふんまってね
芝村:/*/
芝村:薔薇園の近くには晩餐会用の大きなホテルがある
芝村:そこの30階にある、ここは中華レストランだ
芝村:トラナはドレス姿だ。
芝村:貴方もね。貸衣装だけど
風杜神奈:はい。
風杜神奈:「……秋津さん、似合いますか?」
芝村:秋津は一度、普段着で入ろうとして、追い出された
芝村:タキシードで戻ってきた。
芝村:似合ってない
秋津:「ああ。素敵だよ」
秋津:「トラナもな」
芝村:秋津はトラナを抱き上げたかったようだが、がまんした
風杜神奈:「トラナ……似合ってる」
トラナ:「神奈も」
芝村:トラナはほほを染めて笑った
風杜神奈:手を差し出して、繋いで歩いてもいいですか?
風杜神奈:「トラナ、ありがと。いこうか?」
芝村:トラナはうなずいた。
芝村:一緒に手を繋いで歩ける。
芝村:秋津は自慢の姉妹を見る目だ。
風杜神奈:「秋津さんも行きましょう?」とふんわりと微笑みかけます。
芝村:テーブルについた。丸いね
風杜神奈:「これが中華式……なのかな」
トラナ:「じゃ、このお勧めって奴で」
芝村:トラナじゃない、秋津だ(笑)
風杜神奈:トラナはそうはしゃべりませんもんねw
芝村:トラナは値段のマルを数えている
風杜神奈:「ん、トラナどうしたの?」覗きこみます。
トラナ:「マル、いっぱい」
風杜神奈:いったいどれくらいでしょうか。
芝村:一人1万わんわんだ
風杜神奈:「……秋津さん?」
秋津:「ん?」
風杜神奈:「……いいんでしょうかこんなに高いところで……」(ちょっと戸惑ってます)
芝村:秋津は財布から一枚のチケットをだした。
芝村:きらりん
秋津:「俺に秘策あり」
芝村:秘策でもなんでもない
風杜神奈:「……あ、もしかして。ねえ、トラナ、あれさ……」
トラナ:「カニたべるの?」
風杜神奈:カニは出ますか?w
芝村:多分。ACE用の食べ物チケットを誤解してると思われ
風杜神奈:ですよねw
風杜神奈:「カニもでるんじゃないかな?」
芝村:トラナはうれしそうにうなずいた
風杜神奈:すみません、と近くのスタッフを呼びとめてこっそり聞いてみます。
芝村:はい。
芝村:スタッフが近寄ってきた。
芝村:秋津が隠れた。
風杜神奈:なぜに隠れるんだろうw
芝村:トラナの頭も手で押さえた。
芝村:スタッフ:「なにか?」
風杜神奈:(こっそりと)「……カニ料理出ますか?」と聞いてみます。
風杜神奈:「……トラナ?秋津さん?」首をかしげてそちらを見ます。
芝村:スタッフ:「酔っ払いガニをご用意いたしております」
芝村:秋津はあー。という顔をした。
芝村:スタッフは微笑むと、それではと姿をけした
風杜神奈:「ね、トラナ、あるって。」
トラナ:「今の・・・」
秋津:「ありそうだな」
風杜神奈:「でも……秋津さん。隠れなくても……」
秋津:「いやなんというか・・・」
芝村:スタッフが食事運んで持ってきた。すごい。嬉しそうに
芝村:スタッフ:「こちら、前菜の盛り合わせでございます。スットコドッコイ」
風杜神奈:「なんでしょう?」とスタッフをシッカリと見ます。
芝村:スタッフはかつらつけてるね
芝村:良く見たらわかった
芝村:しかも、服が似合ってない
風杜神奈:見覚えはありますか?
芝村:ないねえ。
風杜神奈:どんな感じの人でしょうか?
芝村:スタッフ:「そしてこれがサービスのソフトドリンクです。なんだ、両手に花かこの変態」
風杜神奈:「……秋津……さん?」
風杜神奈:秋津さんの方を見ます。
芝村:凄い美形で+かつら+きっちりした服が似合ってない
秋津:「いいから、あっちいけ。にあってないぞ」
風杜神奈:「……トラナ……もしかして?」
トラナ:「モヒカン。モヒカンじゃないね」
芝村:スタッフはにやりと笑った。
芝村:スタッフ:「仕事でね」
風杜神奈:「……はじめまして、モヒカン?さん」
芝村:モヒカン:「はじめまして、風杜神奈嬢」
芝村:モヒカン:「ああ、これは店からだ。お誕生日おめでとう」
風杜神奈:「……ありがとうございます」
芝村:高価そうで小さなグラスが入った箱を貰った。
芝村:モヒカン:「ま、トラナちゃんに友達が出来たのは嬉しいよ。仲良くしてやってくれ」
風杜神奈:「……はいっ」
芝村:モヒカンは微笑むと、去っていった。
トラナ:「いい人でしょ」
風杜神奈:「……いい人だね」
秋津:「どこが。まずモヒカンだ」
風杜神奈:「……ん、モヒカンは関係ないんじゃないかなぁ」
風杜神奈:「……かつらだったし
風杜神奈:「ん、なにより秋津さん、いきいきとしてるね」
秋津:「だから嫌いなんだ。すぐ現れて人気ばっかりもっていきやがる・・・」
芝村:秋津、がっかり
風杜神奈:「……でも秋津さんには私たちがいるじゃない」
芝村:秋津は口を尖らせてぶつぶついってる
芝村:あなたのいい人発言、意外にダメージだったらしい
風杜神奈:「……秋津さん、食べよう?」
秋津:「ああ」
芝村:秋津は小さい箱を貴方に渡した。
風杜神奈:「……これ、開けてみてもいいですか?」
秋津:「いいとも、選んだのはトラナだけどな」
風杜神奈:「トラナ、ありがとうね」
風杜神奈:「秋津さんも。、ありがとうございます」
風杜神奈:開けてみます。
芝村:小さい兎のキーホルダーだ。陶器の。だが、動いている。
芝村:踊ってるね
風杜神奈:「うわぁ……可愛いね」
秋津:「意外にすごいだろ?」
風杜神奈:「……はい。陶器なのに……動いてる……」
トラナ:「魔法だって」
風杜神奈:「へぇ……魔法なんだ」
秋津:「少しだけど、幸運があるそうだ」
風杜神奈:「大事にします」
風杜神奈:「私からも一つ、あるんですがいいですか?」
秋津:「?」
トラナ:「?」
風杜神奈:「トラナ、秋津さん……一緒に住みませんか?」
秋津:「?」
トラナ:「いいよ?」
風杜神奈:「……家が買えるようになるそうです。みんなで一緒に住めたら……素敵だなって」
秋津:「まあ、なんだ。居候なら」
トラナ:「うん」
風杜神奈:「じゃ、よろしくお願いしますね、秋津さん、トラナ」
芝村:二人は笑って、うなずきました。
芝村:/*/
芝村:はい。お疲れ様でした
風杜神奈:お疲れ様でした。
風杜神奈:ありがとうございます。
風杜神奈:まさかモヒカンまで出てくるとは思いませんでしたw
芝村:ははは。そういうこともある。
芝村:評価は+1+1ですが、秋津は4・4以上にはあがりません
風杜神奈:はい。